一番の信頼。
毎日子供に関わることが多い日常。子供たちを見ていると「このぉ〜!」と思うことも、思わず「えぇ〜!」と思うことも沢山あって毎日飽きずに過ごさせていただいている。
ある時は5〜6人程の生徒が職員室に押しかけて来るから何事かと思ったら校庭で転んだからバンドエイドを欲しいという。擦りむいたのなら消毒が必要だからどの子かな?と思って聞くとその集団にはいない。怪我した本人は校庭にほったらかし。結果的に校庭にいた先生が連れてくるまでもなく処置をしてくれているなんていうことが日常茶飯事である。
押しかけてきた生徒たちは興奮状態で口々に怪我したときの状況を伝えてくれるのだが、まずは怪我人を連れてきて欲しいと思う。だけど毎回親切なクラスメート達は怪我した本人を放ったらかしにして「バンドエイド頂戴!」とやってくる。
バンドエイドも生徒達の間では人気のマジカルアイテムだけど、もう一つ絶大な人気を誇るのが「アイスパック」。小さな保冷剤で主に生徒達がどこかぶつけた時や夏場の身体が熱くなりすぎた時などに使用する。
生徒達のこのアイスパックへの信頼度ったらもう担任の先生以上にあるのではないかと思ってしまうくらい凄い。
擦り傷でも、打身でも、切り傷、腹痛、頭痛、とりあえずなんでもアイスパック。なんならアイスパックが貰えないと分かったら、しょうがないからとバンドエイドになるくらいだ。
なぜあんなに人気なのかは依然として分からないままだけど、生徒達からは絶大な信頼を寄せられている「アイスパック」。ある種の生徒のお守りなのかもしれない。
そしてマジカルアイテム、「アイスパック」は今日だけで4人の生徒に貰われていきました。
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