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考えるな、感じろ!

ファシリテーター渋谷健氏による二日間の集中講座「ファシリテーションブートキャンプ」に参加してきました。

この講座におけるファシリテーションとは何か。渋谷氏の言葉を借りると

”何ともならない”状態を”何とかする”ための成果への流れを創り出す実践技術・センス。ファシリテーションは人間社会が必然的に持つ複雑性の中で、成果創出への流れを創り、促進し、波及させるための多様な利害関係者の相互信頼を築き、それぞれの特性・価値を最大化し、新たな価値を生み出す社会・組織の仕組みから人間の内側まで深く関わる技術・センス。この技術・センスを持ってファシリテーションを実践する人材をファシリテーターと呼ぶ。

人の内側まで深く関わるため、自分自身の無意識な前提

「決めつけ」

「あきらめ」

「恐れ」

に常に向き合うことが大切であり、揺るぎない貢献の姿勢でいなければならないと。

無意識のブロックを外せ

とは言っても、私は今まで生きてきた中で無意識に多くの「決めつけ」「あきらめ」「恐れ」で自分を守ってきていた。この講座を受けるまではこの守るということが「決めつけ」「あきらめ」「恐れ」だと認識すらしてなかった。

そんな状態の自分で、他人の悩みの本質、胸の奥底の本音なんか解決出来る訳ないよね。また複雑性を抱えたままでは、事業や共同作業が上手くいかなくなるし、より複雑になっていくんじゃないのと。

ファシリテーションを実践するには、まず自分自身の無意識の部分をクリアにして相手に寄り添い、その奥にある本質に触れなければならないと。

そんな私に投げつけられたのが「バカなんだから」と。今になって思えばこれまでの自分て何だったの?って感じ。受け止めて手放すことが出来てるのかな。このファシリテーションブートキャンプに参加して1つ出来るようになったことはブロックしようとしている自分に気付けるようになったこと。
後ろから「また決めつけてるの?」「そこであきらめるん?」「何が怖いん?」と声かけてくれる自分がいるような感覚。ダークサイドに行きかけるのを気付かせてくれる。

まだまだブロックだらけ

そんな二日間を終えて妻に覚えたてのファシリテーションを実践してみた。相手に寄り添う、相手側に立ってみる…

まぁ、見事にグサグサとえぐられました(泣)

問うとは、問われること
キチンと受け止めていきます。


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杉野重人(シゲさん)
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