コワーキングスペース秘密基地が提供する「場」とは?
■コワーキングスペース秘密基地が提供する「場」とは?
コワーキングスペース秘密基地は何してるとこ?とよく言われますね(笑)
以前の私も同じ疑問をもったままコワーキングスペース秘密基地に飛び込みました。それから半年、この場で起こることを体験しながら、これまで感じたとこ、気付いたことをまとめてみようと思います。
まずは、我々コワーキングスペース秘密基地にとって「場」とは何か、というところから始めましょうか。
2018年最初のスタッフミーティング中で、我々が目指す秘密基地とは「気軽に来れる場」という考えをみんなで共有しました。
この中で、コワーキングスペース秘密基地とは訪れる人にとって「有益な情報共有の場」である、という定義をしたんですね。
そもそもインターネットがこれほど普及している現代では、人はネットでさまざまな情報を得ることができます。ですので別に「場」は必要はないんじゃないかと、考えたんです。
でも、ホントにそうでしょうか?
例えば、ビジネス本は紙の書籍でも、一部はネットでも読むことができます。でも本を創るときには編集の作業があるので、削除されたり、要約されている情報もあると思います。そう考えると、実は本よりも、筆者から直接伝達された情報、さらに言えば、アウトプットされていない筆者の頭の中にある情報が、濃密で有益な情報なんじゃないかと思うんです。
特に対話だとその時の熱量や空気も感じられますし、それは本やネットに書かれていないまさに「生」な情報だと思うんです。
そんな直接の人と人とのコミュニケーションの場がコワーキングスペース秘密基地なんじゃないかと思うんです。例えば「創生塾」様々な分野で活躍されている講師の方に来て頂いてセミナーを通じてライブで伝える、その場で講師の持つ情報、知見と体験をシェアできることで、本やネットでは得られない濃密で有益な情報を伝えることが出来ると考えています。
創生塾だけでなく、コワーキングスペース秘密基地では色々なイベントとかセミナーとかもやっているんです。特に今は、秘密基地コミュニティにどうアクセスして、どんな方法で参加するかを、お客様が選びやすいように、有益な情報を含んだ様々なコンテンツを用意しています。
むしろ、この様々なコンテンツこそがコワーキングスペース秘密基地が人と人を繋げてきた証だと感じています。この場に集う人々それぞれの強みを見つけて生かしてきたからです。
■「集めて、混ぜて、繋げて、尖らせる」こと**
コワーキングスペース秘密基地のコンセプトでもある「集めて、混ぜて、繋げて、尖らせる」
この理念に基づいて人と人の交流を深めていく中で、お互いの強みを見つけだし、みんなで考えて、尖らせてきたコト、それこそが秘密基地のコンテンツです。
例をあげると、
・毎週水曜日 「基地ランチの日」ランチはみんなでたべるもの
秘密基地には代々シェフがいます。そんな料理人がいたことで始まったコンテンツ。気軽なランチタイムを一緒に食べながら交流しましょう
・毎週木曜日 「もくもくブログDAY&おやつ部~木曜日のごほうび~」
秘密基地に集う方々の多くはネット業界の方も多く、ブロガーの皆さんの交流も盛んです。そこにパティシエのスキルをもった人が加わったことで生まれたコンテンツです。
・毎週金曜日 「スナック秘密基地」
毎回秘密基地と繋がりがある方々に「ママ」をお願いして楽しく飲みましょうという企画で、今まで秘密基地と関わりのないけど、この「ママ」なら行ってみようかといった繋がりが繋がりを創るイベントです。
このようなコンテンツはすべて人との繋がりから生まれているのがお分かりいただけると思います。
「なぜ人と人が出会っただけでなぜこんなにカタチになるの?」
こう思われる方も多いと思います。以前まで私もそう思っていました。異業種交流会や朝活など様々な交流の場によく出かけていたのですが、そこでなかなかうまくカタチに、収益事業に結びつけることが今までなかったんです。コンテンツが生まれる様子を目の当たりにしている中で、あることに気づいたんです。
そこに集まる人たちそれぞれの強みやスキルを見つけて、繋げて、カタチにする「編集」のような能力が必要だと感じます。クリエイティブなチームにするためにこの編集力があることでカタチにしていくスピードが格段に上がり、さらに多くの人が関わることでより拡散し、よりクオリティが上がっていく、これからの新しい時代の働き方にもつながっていくと思います。
長くなったのでこの辺で。
次は「働き方改革」に必要なスキルとは何か?クリエイティブなチーム作りに必要なマインドは?そんなことを考えてみたいと思います。