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【2月実施】空き家マルシェの開催とこれから

少し前のことになりますが、2月9日から11日にかけて、三原市では4年ぶりに神明市が開催されました。

そうした中でまちづくり三原では、今年度行ってきた空き家対策事業の一環で、今年度の集大成として空き家を活用した創業マルシェ「イチカラマルシェin本町」をこの神明市のタイミングで行いました。



「イチカラマルシェin本町」という名前で開催されたこのイベントは、空き家対策×まちの担い手づくりを目的に、まちづくり三原の創業支援機能を活かし、空き家を活用したマルシェイベントです。
地域にある空き物件が使われていく様子を、地域の方にこのイベントを通じて見ていただくこと。また、これからお店を持ちたいという夢を持った方に出店していただき、空き物件を使ってゼロからではなく「一から」のスタートを切ってもらいたい、マルシェイベントのような「市から」スタートしてみる。そういった場になったらいいなという思いを込めて、「イチカラマルシェ」という企画になりました。

今年度の空き家調査で把握した物件の所有者さんと、こういったイベントにしたいというお話しをし、好きに使っていいよというご了承をいただけたので、イベントに向けて出店者さんと協力して物件の簡易的な改修を行いました。

改修前の空き物件内観


改修作業風景


こうして改装した空き物件で、3日間のイベントを行いました。
イベントに来られた地域の方から、「こんな風にお店ができるといいね」といったお声をかけていたくことができたことはとても嬉しい反響でしたし、出店者さんからも、「改装からみんなで作って思い入れのあるイベントになった」というお声をいただけたのは何よりもよかったです。
また、イベント後には出店された方がまちづくり三原の創業相談に来ていただいており、ささやかながらこのイベントを通じて、これから本格的にお店を持とうとされるまでの応援ができたのではないかと振り返ります。

「イチカラマルシェin本町」神明市と同日 2/9~11に開催


空き家をはじめ、産業や文化、景色や気候、いまいる人とこれから集まってくる人たちなど、有形無形のいろいろな資源がこのまちにあることを実感しています。

そうした資源を生かした新しい取り組みとして、最近は来年度から取り組むいろいろな事業の企画を考えているところです。

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