向丘「湯嶹山常光院浄心寺」
向丘、本郷通り沿いにある浄土宗湯嶹山常光院浄心寺。道に面した原色の布袋さまが目印。江戸三十三観音霊場10番(「子育て桜観音」こと十一面観世音菩薩像)、上野王子駒込辺三十三ヶ所観音霊場17番。中央の階段中断から右にはいったところに石仏が集合しているところがあり興味深い。
開山:還蓮社到誉文喬和尚
1612(元和2年)徳川2代将軍秀忠の頃に湯島妻恋坂付近創建
その後、八百屋お七の振り袖火事として知られる江戸の大火により焼失し、現在の地に移転
第二次世界大戦でも空襲に遭い、第23世住職・小池政雄和尚と千代夫人が檀信徒の協力を得て再興
十一面観世音菩薩像をはじめとする阿弥陀三尊像、四天王像、虚空蔵菩薩像等がある