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スカイリムプレイ日記~狩人ちゃん~ #107
こちらの続きです
『忘れられた名前』
ミッデン
ウィンターホールド大学の地下、ミッデンにて見つけたものについてもう少し調べてみることにしました。
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最初に入った時は『ダンレインの預言者』と会うという目的があったので詳しく調査できなかったのですが、気になっていたのです。
まずはこの不思議な祭壇のようなもの。
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すぐそばの机の上に置かれた手帳を開くと、これが『精霊の鋳造器具』であることがわかりました。
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ご丁寧に『炎の塩鉱石』とルビーが置かれていたのでそれを使い、手順通りに箱に入れたあと取り付けられているレバーを引いてみました。すると魔法陣の真ん中に炎の精霊が現れ、こちらにむかって攻撃をしかけてきました。
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炎の精霊はアラネアさんによって即座に倒され、爆発炎上して倒れました。
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どうやらこれは材料を入れると精霊にまつわるものを召喚できる鋳造器具のようです。どのような組み合わせで何が出てくるのか、手帳に書かれたレシピ以外はわかりませんが、精霊を手なずけられるわけでもなさそうです。これらを試すのは時間がかかりそうですね。
もう一つ、妙な手の形をした黒い彫像の部屋へやってきました。四指に何かを嵌めると作動する仕組みになっているようです。
周囲を探し回ると、机の上に鍵を見つけました。鍵についたタグには『捜査官の鍵』と書かれています。
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さらに同じ机の上に『ミッデン事件の報告書』を見つけ、開いて読んでみました。
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『ミッデン事件』とは、いつの時代かはわかりませんが、ミッデンで行方不明の生徒たちの遺体が見つかった事件を指すようです。それらの遺体は皆一緒に見つかり、どれも変形していて、腕と頬の皮が剥けて肌が泡立っていた…そんなグロテスクな描写で報告されていました。
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そばに残された遺物がこの事件に関係しているのはあきらかだったようですが、この彫像を動かすことは不可能だったようで、いまだにここに残されていることから見ても解決していないことは明らかです。当時のアークメイジとみられる『セオドス』なる人物にも手の打ちようがなかったということでしょう。
報告書にはこの彫像から”四つの指輪”を回収したと書かれていました。どうやらこれを用いて召喚の儀式を行ったとみられていたようです。アルケイナエウムで保存しておこう、とあるので、今でもあるのか見に行ってみました。
アルケイナエウム
アルケイナエウムをうろうろして探し回っていると、柱の一角で『捜査官の保管庫』を見つけました。どれほどの時間放置されていたのかはわかりませんが、なかなかに無防備です。
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見つけました。見た事のない宝石のはまった指輪が四つ。完全に窃盗ではありますが、運よく夜中で管理人のウラッグさんも不在です。こっそりと回収し、再びミッデンに向かいました。
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ミッデン事件は校内の噂にも上がりませんでしたから、捜査はすでに打ち切りになっているはずです。きっと気が付く人はいないでしょう。何かあってもアークメイジの権限でなんとかすればいいのです。
ミッデン
怪しい手の彫像に、一つ一つ指輪をはめていきます。どうやら決まった指に嵌めなければ意味がないようで、ゆっくり試していきます。
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四つの指輪がきちんと嵌った手ごたえを感じました。次の瞬間、開かれていた手が動き、拳を握る形になりました。すると紫色の炎が上がり、四つの頭蓋骨が目の前に浮かび上がりました。
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四つの骨が重なり合い、彫像の向こうで大きな青い炎が燃え上がりました。
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そこに一人のドレモラが現れました。ドレモラは剣を構え、船乗りのような格好をしています。
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「私はヴェレーク・セイン!ここはどこだ!?貴様、答えるのだ!」
ドレモラは周囲を見回し、人間とは違う異様な声で威圧的に問いかけてきました。
「我々がいるのはウィンターホールド大学の地下、ミッデン・ダークですよ」
「ああ、よもやこの日がこようとは。封印を解いたのは貴様だな?たいした問題ではないが。彼らの魂はみな等しくオブリビオンに囚われているが、私はここにいる」
なんのことやらさっぱりわかりません。ミッデン事件の犠牲者のことでしょうか?
「アビシアン海の船上こそ、我が居場所だ」
アビシアン海?どこかで見聞きしたことがあるような…
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とりあえず、彼はここにいるべきではありません。オブリビオンに戻るべきでしょう。
「小賢しい奴め、貴様に勝ち目はないぞ。邪魔をするな。いっそ取引でも持ち掛けてみたらどうだ?」
「取引きですか」
「あの子らはいずれにせよ死んでいる。私を殺しても連れ戻せん。一方で私は、ムンダスで一仕事してきた。私を開放してくれれば、少しばかり分け前をやろう」
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海賊として得たものを分けてくれるそうです。悪い話ではありません。
「いいですよ。でもどうやって?」
「名前には力があるのだ。もう分かってるだろう。”ヴェレーク・セイン、汝を解き放つ”と言えば、それで私は解放される」
「わかりました。ヴェレーク・セイン、汝を解き放つ」
「賢明な子よ。さあ、この地図をやろう。ここに宝を隠してある。近くまで行けば分かるだろう」
ヴェレークさんは私に宝の地図を渡すと
「また会おう、定命の者よ」
そう言い残して青い光を放ち、消え去りました。
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もしかしたら私はとんでもない者を解き放ってしまったのではないのでしょうか…まあ、何か悪い噂が聞こえてきたら、この手でオブリビオン送りにするしかありませんね。
地図を開いてみます。うーん、よくわかりませんが、ウィンターホールド要塞内にはありそうです。ちょっと探しにいってみましょう。
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ヴェレークさんが消え去ったあと、指輪を嵌めた彫像のみが残されました。変死体で見つかった生徒たちは、ここに封印されていたドレモラの封印を解こうとして失敗したのでしょうか?あるいは、彼を開放するというあの取引を断って彼によって殺されてしまったのか…すべては謎のままです。
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ミッデンを出て、宝さがしに向かいます。地図を解読しながら似たような地形を探して歩き回りました。
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歩き回っているうちに日は暮れて、冷えた夜空に星が瞬き始めました。そんな中、ふと見上げた丘の先に、タロス像を発見しました。
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思い立って断崖絶壁の足元に視線を落とすと、探し求めていた宝箱を発見しました。
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まさにこの場所が地図に描かれていた宝のありかだったのです!
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お宝はしっかりいただきました。お金には困っていませんが、せっかく手にしたドレモラ海賊からの分け前です。換金して有意義に使わせてもらうとしましょう。
まずは、リフテンのオナーホール孤児院に寄付するのがよさそうですね。それに、そろそろ子どもたちの所に帰らないと。お土産をたくさん買って帰ることにしましょう。