スカイリムプレイ日記~狩人ちゃん~ #61
こちらの続きです
ファルクリースのお悩み解決人
シドゲイル首長に依頼されていた山賊狩りを遂行しました。
矢を一発、そしてアエラさんの一撃。さくっと倒して完了です。
さっそく報告すると、相変わらずの調子で褒美をくれました。
渡された銭袋の重さといったら。なかなかの高報酬です。
「いいことを教えよう。君の事は好きだ。自分の手を汚すのもいとわないからね」
自覚はしていませんでしたが、言われてみればそういうところがあるかもしれません。すぐデイドラ王に仕事を押し付けられるのもそのせいなのでしょうか。
シドゲイル首長はファルクリースの土地を購入する許可をくれましたが、今は特に必要としていないのでそれとなく流しておきました。ファルクリースは嫌いではないのですが、なにせソリチュードが便利すぎるのです。
「また会いにきてくれ。また何か頼めるかもしれない」
歯にものを着せぬ言い回しに驚くこともありますが、裏表があるよりはマシかもしれません。好き、とまではいきませんが、まぁ憎めない人です。ただし、デイドラ王たちと関わりすぎて感覚が狂っているといわれれば否定できませんが。
モス・マザー洞窟
次は宿屋のヴァルガさんから受けた依頼、行方不明になった狩猟パーティーの捜索です。ファルクリースから北にいった山の方面…けもの道を上がっていくと、けがをしたノルドの大きな男を見つけました。
「誰か?あんた!助けてくれ!」
男は私の姿をみとめると、大きな声で助けを乞いました。
「キナレスに感謝しよう。ここから去る希望を諦める所だった」
男はヴァルドルと名乗り、ファルクリース出の狩人だと付け加えました。まさに探していた狩猟パーティーの男です。
ヴァルドルさんによれば、一頭の大きなクマをこの巣まで追い込んだところ、3匹もスプリガンが現れ、逃げ出す間もなく仲間たちは殺され、ヴァルドルさん自身も大けがを負ってしまったそうです。
ヴァルドルさんに一番効能の高い回復薬を与えると、すぐに元気になって立ち上がりました。感謝を口にしながらも、「仲間の亡骸をそのままにしてこの場を去ることはできない」と言ってこちらを見てきます。
そういう話になってしまうと、置いていくわけにはいきません。
「わかりました。手を貸します。」
「見知らぬ者にそこまで?お礼の言葉もない…信じてもいいのか?」
「こういうのは慣れていますので」
「用心するんだ。奴らの動きは素早いぞ」
スプリガンはたまに戦いますが、けっこうやっかいな相手なのは確かです。洞窟の中に入ると滝の音が聞こえました。
入ってすぐに狩人の死体が転がっています。ヴァルドルさんによれば彼はアリという名前の仲間だったそうです。
そこへスプリガンが現れました。怒りと憎しみをこめたヴァルドルさんのダガーがスプリガンを切りつけ、私の矢がそこを貫きます。
意外と手ごたえはありませんが、情報によれば三匹のスプリガン。そして手負いの巨大クマもいるので油断できません。
その後もスプリガン、クマを倒し、ついに最後の一匹を退治しました。
ヴァルドルさんが走り寄って来て、「正義は行われた!」と叫びました。
「このダガーは、共に狩りを始めたころ、アリがくれたものだ。幸運を運ぶものだと言っていた。ぜひ受け取ってほしい」
ヴァルドルさんは仲間たちを葬ってからファルクリースに戻るとのことで、ここでお別れです。また会えたら一緒にお酒でも酌み交わしましょう。
ファルクリースに戻り、宿屋でヴァルガさんに声をかけると、すでにヴァルドルさんは帰宅していたようでした。
「他の人たちは残念ですが、少なくとも心配事が一つ減りました」
狩人は常に危険と隣り合わせの仕事です。今日で会えた人が明日もこの地で生きているとは限りません。一度の出会いを大切にしていきたいものです。
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