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スカイリムプレイ日記~狩人ちゃん~ #54
こちらの続きです
戦う吟遊詩人
吟遊詩人の大学
入学試験をパスしたので、今日から学生として吟遊詩人の授業を受けています。
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隣の席にいたジョーンさんが話しかけてきました。ジョーンさんは卒業後、帝国軍への入隊を希望しているそうです。
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帝国軍では太鼓で兵士達を勝利へ導くと豪語します。
「吟遊詩人としての誇りを持っているようですね」
「そうでない理由があるか?我々は王や女王、そしてその政治に関する物語を歌う。これは真実だ。だが、誰が本当に歴史を作っているか知ってるか?」
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「それを書いた人物だ」
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現に『オラフの詩歌』は我々によって書き加えられ、それが歴史として現在進行形で未来へと受け継がれようとしています。皮肉ですが真実でもありますね。
『フィンのリュート』
さて、厳しく指導をしていた教師『インゲの6本指』と呼ばれる女性が悲しそうにしていたので話しかけました。
「どうしたんですか?」
「ん?あぁ、ごめんなさい。ぼうっとしちゃって。フィンのリュートの事を考えてたの」
「フィンのリュート?」
「フィンは吟遊詩人だったの。当時の吟遊詩人は6コースの弦のリュートを使っていたのだけど、彼が弦を増やす技法を開発し、現在では彼が作った8コースのリュートが主流になっているわ」
「へぇ、すごい人ですね」
「1年以上前だけど、盗賊が大学に入り込んで金目の物をごっそり盗んでいったの。ほとんどが金や銀でできたものね。でもその山賊は、最初にフィンが作った8コースのリュートも盗んだの。奴らにその価値はわからないでしょうね。奴らのアジトが分かったから、そのリュートも取り返したいのよ。」
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吟遊詩人にとっては非常に大事なリュートなのですね。それは必ず奪還しなければ。
山賊のアジトへ向かう途中、巨人を見つけました。以前はまったく歯が立たなかった相手です。距離をとって弓を引き、狙いを定めました。
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弓術の指輪に加えサークレットもつけているせいか、今までよりさらに矢の伸びが鋭く感じます。
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見事打ち取ることができました。付呪の効果も大きいのですが、狩人として腕が上がっていることを感じてうれしくなります。
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吟遊詩人として勉強しているときよりも、やはりこうして狩りに邁進している方が生き生きしていると実感してしまいますね。
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さて、アジトに向かって山道を登っていると、見た事のある装束を着た二人連れの旅人と遭遇しました。
「あなたは…」
「ステンダールの番人よ。デイドラと一緒になって浮かれていたら、追い詰めてやるわよ」
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ステンダールの番人といえば、マルカルスでデイドラ王モラグ・バルの罠にかかり絶命したティラヌスさんが所属していた組織ですね。
ステンダールの番人を名乗る女性は、自組織についてとても詳細に語ってくれました。
「私たちの教団はオブリビオンの動乱の後に設立されたの。私たちはデイドラが現れる所におもむき、その脅威に立ち向かうために生涯を捧げているのよ。私たちは番人の間に泊っているわ。番人カルセッテが私たちの教団のスカイリム支部代表で、必要に応じて治癒や正義を与えているの」
そういうと、番人の間の場所を教えてくれました。どうやらこちらを敵とみなしているわけではないようです。
「ステンダールって、誰なんですか?」
「慈愛の神よ。タムリエル全域の秩序と正義を守ってくださるの。私たちは誰にも見つからない場所に彼の慈悲をもたらしている。彼の子供たちを怒らせるような人々を浄化するって方法でね」
「デイドラを狩るんですか?」
「そうよ。あとは、定命の者を餌食にする忌まわしい吸血鬼、ウェアウルフ、それから魔女もね」
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ウェアウルフの臭いが届いていないか心配になります。背後のアエラさんも静かにあとずさりしました。
「だけど最悪なのはデイドラね。慈愛の神からしたら、私たちの生活を無視する奴らの冷酷さは本当にひどいものよ。罪をあがなうって意識がまるでない。罰当たりな生き物よ。汚れなき人々を死に誘いこみ、触れるものすべての魂を汚すの。そして異端の秘宝は定命の者に権力を与え、タムリエル一帯に大惨事を引き起こしている。連中を打ち破るか、誘惑を防いで身を守るしかない」
番人は語りつくして満足したのか、最後に「番人の目を逃れることはできない。すべて明るみに出るわ」と言い残して去って行きました。
今まさにデイドラの秘宝、ドーンブレイカーを所持しているので焦りましたが、どうやら今回は番人の目を逃れることができたようです。
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旅を始めてからデイドラによって様々なことに巻き込まれてばかりいますが、あまり手を貸してばかりいるとステンダールの番人たちに目を付けられるかもしれません。気をつけなくてはいけませんね。
少し先を行くと、盗賊に襲われました。手早く成敗して持ち物を漁ると、なんと探し続けていた『上質なルビー』を見つけました!
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市場にもなかなか出回らないとされる貴重品です。半ば諦めていましたが、まさかこんなところで手に入れられるとは!
ずいぶん時間がかかってしまいましたが、これでぺライトという神に疫病の蔓延を解決してもらうため必要な最後の『香料』がそろいました。
大学の仕事が片付いたら、ケッシュさんがいるぺライトの祠に持っていかなければいけませんね。覚えておきましょう。
ストーニークリーク洞窟
地図を追って山道をめぐり、美しい泉のような場所に出ました。岩場を見てアエラさんが言います。
「ここが洞窟よ。山賊みたいな輩の隠れ家にうってつけね」
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ザブ、ザブ、冷たい水を歩きながら洞窟の中に入ると、木製の足場にひっかかる遺体が目に入りました。山賊の気配です。
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洞窟の中を流れる小川の上流に向かって、滑らないよう慎重に歩きます。
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洞窟の横穴に潜んでいた山賊はそれほど多くなく、アエラさんと二人であっさりと退治することが出来ました。敵をあらかた片づけてから目的のリュートを探していると、コドラクさんの部屋で見つけたものと同じ、珍しい石を見つけました。一応持って行きましょう。重厚な箱に入っているので、普通の宝石とは違うような気がするのですが、果たしてこれは一体なんなのでしょうか?
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宝箱を開けて、フィンのリュートを回収します。一見普通の楽器なので、不要なものとして捨てられたり売り払わられる前に入手できたことは一安心ですね。
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洞窟の奥では月長石の鉱石を採掘できました。資源もあるし、極度の湿気を無視すればアジトとして優秀そうですね。
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きらきら光る不思議な虫を閉じ込めたキレイな瓶を見つけました。ドルテのお土産によさそうです。これもいただいて行きましょう。
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吟遊詩人の大学
大学に戻り、インゲ先生にフィンのリュートを渡すと、とても喜んでくれました。
「え!あんたが?そりゃすごい!このリュートに見合うだけの金を払うのは無理だけど、長年学んできたことを色々と教えてあげるわ」
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インゲ先生は嬉々として様々なことを教えてくれました。錬金術、話術、軽装、隠密、開錠、そしてスリ…この老齢の吟遊詩人は一体今までどんな人生を歩んできたのでしょうか?
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なにはともあれ、偉大なるフィンのリュートはあるべき場所へ帰りました。吟遊詩人として成長できたのかはわかりませんが…また明日から勉学に勤しむとしましょう!