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スカイリムプレイ日記~狩人ちゃん~ #55
こちらの続きです
『リョーンの太鼓』
吟遊詩人大学
インゲ先生から話を聞いたのか、歴史学者、ジラウド先生にも仕事を依頼されました。
『リョーン』という、第二紀に実在した有名な戦闘太鼓士が使っていた貴重な太鼓を探し出して欲しいといいます。戦闘太鼓士…そんな職業があったとは。ジョーンさんがなりたいのは、彼のような戦闘太鼓士なのかもしれませんね。
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「リョーンはいつも新しい話を探し求めてその話を伝えていた。姿を消した時、ハルディールに対する攻撃について書いていたらしい。リョーンはハルディールの石塚に忍び込み、おそらくそこで死んだのだろう」
なるほど。ハルディールとは一体何者なのかもよくわかりませんが、とりあえず行ってみましょう。
先生に教えてもらった石塚の場所は、まだ行ったことのない都市『ファルクリース』の近くです。ヘルゲンのあたりから西南へ下っていけばたどり着けそうですね。
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ヘルゲンから山道を下っていくと、私が初めてドラゴンを目撃したキャンプがまだ完全な形で残っていました。
私が去ったあとも、旅人の野営地として活用されているのでしょう。
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「あなたが普通の狩人だったなんてね」
アエラさんがおかしそうに言います。
「そんな時代もありました…今夜はここに泊っていきましょう」
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全ての旅はここから始まり、あれから色々ありました。
ドラゴンを退治して不思議な力を手に入れたり、恩人の娘ドルテを養子にしたり、死霊や吸血鬼の群れを倒したり、ウェアウルフになったり、デイドラ王たちに振り回されたり――
焚火を囲みながらアエラさんと様々な話をしました。語りつくせない数々の経験を振り返ると、五体満足でここにいることが不思議に思えてくるほどの危険な旅路でした。しかしそれでも私は冒険をやめられません。
家族が増えても、家を買っても、大学に籍を置いても――ひとどころに留まれない衝動が常に働いてしまうのです。
「あなたに吟遊詩人なんて似合わないわよ。彼らは観察し、それを歌い語り継ぐもの。あなたは…語られる対象そのものなのよ」
焚火の灯りを受けながら、アエラさんが意味ありげな笑みを含んで言いました。
そんな大それたことをしているつもりはないのですが…確かに私の冒険譚を歌にすると、なかなかの大作になりそうです。しかし突拍子もないエピソードが多すぎて、作者はきっと嘘つき扱いを受けるでしょうね。
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ハルディールの石塚
翌日、ハルディールの石塚に到着しました。外観はただの洞窟です。中に入るといきなり死霊術でおなじみの青白い光が見えました。
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青白い光の柱は石が積まれた小さな塔のようなものから伸びています。その周りを囲むように、人間の死体が三つ並んでいました。
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死体となった一人によって書かれた日記を見つけました。彼らはもともとナイフポイント・ギャングから追放された山賊のようです。
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日記を読む限り、ハルディールは彼らをこの場所に引きつけ、操り、生命力を奪っていたようですね。リョーンもまた彼らのようにハルディールの餌食になってしまったのかもしれません。
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鍵を使い、墓地の奥へと進んでいきます。中は亡霊やドラウグルの巣窟です。アエラさんと共に倒していきます。
亡霊はみんな大金と所持しているので、いい小遣い稼ぎになりました。
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墓地の奥へ着くと、青白い光を纏った半透明のドラウグルがいました。こいつがハルディールです。
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死霊術を使って遠距離からも巧みに攻撃してきます。私もドワーフの矢を放ちながら応戦です。
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戦闘を終え、彼が朽ちた後からハルディールの杖を入手しました。
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そして目的の『リョーンの太鼓』も見つけました。やはりリョーンはこの地で亡くなってしまったようですね。
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アエラさんの衣装をチェンジしました。スリムな黒の鎧がよく似合います。
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ソリチュードへの帰り道で、放浪者のタルスガルさんに出会いました。吟遊詩人の旅人なのだそうです。
「冒険と歌に満ちた人生、それが我々の生き方だ、友よ」
スカイリム中を旅しながら様々な戦いを見て、そこに歌を見出しているようです。
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以前までは吟遊詩人という職業についてあまり意識していませんでしたが、吟遊詩人の大学に入ってからは彼らに親近感がわくようになりました。戦乱の世であるからこそ、歌が必要とされるのかもしれません。
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吟遊詩人の大学
大学に戻り、ジラウド先生にリョーンの太鼓を渡すと、大変喜んでくれました。
「待ちわびたぞ!この太鼓を20年探し続けてたんだ!」
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「大学は今、資金繰りが苦しいんだ。代わりに、軍隊で身に着けた技を少しだけ教えてあげよう」
そう言って、片手武器、両手武器、弓術、防御、重装、鍛治…様々な戦闘術を教えてくれました。
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それにしてもジラウド先生はもともと軍隊にいたのですね。リョーンのような太鼓術士だったりしたのでしょうか。大学で共に学ぶジョーンさんは、学者のジラウド先生を度々批判するような言動を繰り返していますが、意外と腹を割って話せば気が合ったりするのかもしれませんね。