53.高野山 其の3
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こんにちは
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53.高野山 其の3
師匠に聞いて私の勘違いだと発覚しても
其処であの場へ戻って
改めてその神様の御朱印のあるお寺の
お名前と場所を聞ける強さはありませんでした
親切な方々だったんです…だから尚更…恥…
仕方がないので気持ちを切り替えて
奥の院へ行ってみる事にしました
またもや知識の無い私は思うのです
神社だと奥の院は本殿とセットで行くもの
なら、お寺だってそうだよね〜♪
そうなんでしょうか?
未だにその事については勉強不足で不明です
行きたい時に行きたい場所へ行くのが縁!
って事にしておきましょう♪
雪の残る道を滑り時にちょっと躓きながら
なんとか着いたのは…森でした
え?此処どこなん?
お墓がめっちゃあるねんけど…
お墓と樹々以外見えないねんけど…
人氣も疎らで遠くの方に既に去りゆく人しか居らず
此処が目的地なのかどうかもよくわからない
せめて明るい時間で良かったです
延々と続くお墓とそれに沿って生える
巨大な樹木林の遊歩道(?)
微妙に坂だし歩けど歩けど墓と樹々以外見えてこない
よく見ると入り口らしき所に奥の院と書いてあり
後から辿り着いた外国人観光客の方々も
口々に奥の院うんたらかんたら言ってたから
合っているのだろうと進みました
何分も入り口で佇んでいた私はきっと不審だっただろう
所々にお地蔵さんが居たり祠があったり
昼間といえども樹々の大きさから鬱蒼とした森の一本道他の観光客らしき一団や二人組を見かけたら
なるべく近づいて1人じゃない時間を作るも
気持ち悪がられたのか歩くのが遅すぎるのか
氣がつけば近寄って秒で去られてしまいます
通り過ぎた人達が
「ここは有名な武将の◯◯の墓があるんだぜ!」
って話していたので少し道が逸れた山の斜面を
上がって行ったので私も見たかったけど
会話聞いてたのバレバレになるから
帰りにそっと見る事にしました
そんなこんなでようやく辿り着き
順番通りに巡っていたら
何やら1人で居られるご年配の男性に
道を聞かれたので笑顔で答えました!
そして気付きました
私も迷子だった…!!!
氣付けばどっちから来たかわからなくて
オロオロしていると他の観光客がやってきた
しめた!と思い
しれっと後ろを着いて行って事なきを得ました
1人で居るから話しかけやすいのか
ぼーっとしているから話しかけやすいのか
よく道を聞かれたのです
しかも私が答えられる事しか聞かれなくて
とっても運が良かったです!
帰り側の道も一本道だったはずなのですが
帰りの道は結構人が居たのにいつの間にやら人氣無く
パッと前を向いた先に
明らかに迷子であろう人がウロウロして
道を探して居たので察しました
同士というのは何処にでも居てくれるものなのです
元の道を全部戻るのも大変なので
途中の脇道から抜けて車道に出て
バス停からバスに乗り何事もなく帰れました
そして帰ってから氣がつきましたよ
有名な◯◯武将様のお墓見るの忘れたやん!!
まぁご挨拶が目的だから達成出来てますよね?
結局迷子で始まり迷子で終わった一日
◯◯武将様とはその後にご縁があったので
高野山以外でご挨拶出来ればと思っています
高野山は素敵な所でした
次に行く時は変装したいと思います
53.高野山 其の3