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プロジェクトのリーディングは台本を書くのに似ていますね最初にゴールまでのシナリオを描いて、双方でズレがないか確認することが大事~社員インタビュー#17

プロジェクトのリーディングを「台本を書くこと」に例えられたUさん、さてどんな点が似ているのでしょうか。

長年お客さんに寄り添いながら業務推進されており、話しやすい雰囲気でかつ紳士な雰囲気がただようUさんにお話をうかがいました。

―トリプルアイズに入社した時期と入社の決め手を教えてください!
2019年4月に入社しました。面談での人当たりが良く入社の時期も柔軟に対応いただけて、会社としても面白い事業をやっている点が決め手となりました。AI分野でビジネスとして成功している例があまりないなか、トリプルアイズは違いましたね。会社の成長と一緒に自分も成長していきたいと思いました。

―これまでのご経歴について教えていただけますか?
もともとはSEとして、プログラムの開発から社会人がスタートしました。10年くらいエンジニアをやって、その後、基幹業務システム、ERPパッケージビジネスに携わるようになりました。企業の人事業務、会計業務、販売管理業務など、基幹となる業務を統合して効率化や情報の一元化を図るため、システム導入をリーディングするポジションです。企業にあわせた条件設定や機能の追加開発といったカスタイマイズ、保守の対応もやってきました。パッケージは、属人化を解消できる点が良いですよね。

―現在はどんな業務をされているんでしょうか。
現在は、クライアント先に常駐して人事給与システムのところをみています。2019年に入社し、今のプロジェクトは2つ目です。何万人といった会社規模のクライアント先で、お客さんの声をひろいながら要件を定義し、設計書を作ってそれを開発部隊に伝えています。若いころプログラムを組んでいたので軽微な修正やソースレビューはできますが、現在では、顧客に寄り添う、対人的なところの経験の方が多くなりました。

―プロジェクトの流れを教えていただけますか。
日本で新しいシステムの設計書をつくり、それをベトナムにいる開発チームに送り、開発されたものを日本でテスト検証していくといった流れです。ベトナムの開発チームは14~15名ほど。リーディングのポジションとしてはトリプルアイズから自分を含め2名常駐しています。

―最も嬉しかった仕事のエピソードなどありますか?
お客さんに褒めてもらえたことですかね。導入したシステムのテスト・検証を終えて、本番を迎え、クライアント先の皆さんと打ち上げがあったのですが、その際、ちょうど定年を迎える方がいらっしゃって、その方から「Uさんは人徳だよね」と。純粋に嬉しかったですね。顧客対応は信頼の積み重ねだなと改めて実感しました。

―仕事をする上で大事にしていることを教えてください。
最初にゴールまでのシナリオを描いて、双方でズレがないかをしっかり確認することです。要件定義の時点で、お互いが正しく共通認識をもっているかどうか、スケジュール感が許容できるものなのかなど、問いかけをすることが大事ですね。プロジェクトを進めていく際、外的要因で遅れることもあります。そこも頭に入れつつ、メンバーにもバッファをもたせられる作業量で進める必要があります。常にAプラン、Bプラン、Cプランを持ち、リスク管理しています。プロジェクトのリーディングは、どんなストーリーでどんなクライマックスに向かっていくのかを考える点が台本を書くのに似ていますよね。

―トリプルアイズはどんな会社ですか?
良心的な人が多く、初見でも接しやすい人が集まっている会社と思います。コロナ前ですが、部会や課会が終わったあとに、入社したばかりでしたが飲みにいったりもしていました。

―今後の展望はありますか?
スキルアップしたいですね。スペシャリストというよりはゼネラリストとして。IT業界での経験は長いのですが、この業界はとにかくスピードが速いので、常にアップデートして自分の引き出しをたくさんもっておきたいと思っています。引き出しが多いとお客さんと会話する時に有利ですし。いろんなタイプの方がいらっしゃいますからね。スキルは急にパンっと跳ねるわけではないので、日々の積み重ねを維持していくのが大事かなと思っています。

―お休みの日はどんなふうに過ごしていらっしゃるんですか?
映画好きで、自宅で作品を観ています。特にアクション系が好きですね。トム・クルーズ出演の、「ミッション:インポッシブル」シリーズや、「トップガン」とか好きです。あとバンドを20年くらいやっていて、キーボードを弾いたりもしています。実はトリプルアイズ軽音楽部の部長もやっているんですよ。2019年には、スタジオで練習してLIVEに出演しました。今年は、春以降にまたLIVEができると良いなと思っています。

―社内に向けてメッセージをいただけますか?
若手社員の皆さんに向けて。ぜひ、報連相を意識して仕事を進めてください。分からないことはすぐに解消して正しい方向に進んでいくことが大事です。はじめのうちは何でも聞けますからね。受け身にならず、自分からどんどん発信してキャリアを切り拓いていってほしいと思います。

―エンジニアを目指す人へ一言お願いします!
ITエンジニアは夢がある仕事だと思います。こんなシステム、こんなものがあったら良いなという想像を具現化できますからね。ぜひ自分が考えている世界を形にするチャレンジをしてください!