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とりあえず実践、そしてやり切る。経験を重ねるごとに、スキルの引き出しが増えていく〜社員インタビュー#1

こちらの記事を読んでみようと思ってくださった方は、トリプルアイズに興味をお持ちの方かもしれませんし、ITやエンジニアのタグでたどり着いた方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、現在当社のAI開発を行う部門で働くメンバーにフォーカスし、入社前や入社後、どんな経験を積んで今に至るのか、そもそも何故エンジニアになろうと思ったのかなどにせまってみました。

皆から「いっちー」という愛称で呼ばれ気さくで話しやすい雰囲気をお持ちな反面、技術ではメンバーを引っ張って活躍している「いっちーさんへのインタビュー記事」

きっとお読みいただいた後には、トリプルアイズの社内の様子や、エンジニアとしての仕事や身につくスキルなどがイメージできるのではないでしょうか。

3分で読めますので、ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。


―トリプルアイズに入社した時期と経緯、入社の決め手を教えていただけますか。
2018年4月新卒入社です。IT技術系の4年生専門学校に通っていて、2016年の秋に授業の一環でのインターン先がトリプルアイズでした。1カ月のインターン中には、何日間かドローンを触らせてもらったりもしました。社内の雰囲気や創業者である福原さんと飲みに行って人柄を知ったりして、IT企業の中でも面白そうなことをやっているな、色々経験できそうだなと思ったのがトリプルアイズに惹かれたきっかけです。

―実際に入社してみての雰囲気はいかがですか。
皆さん明るくて、上の方とも話しやすいですし、普段顔を合わせることが少ない常駐している方とも話しやすい雰囲気があります。私自身飲みにいくのが好きなので飲みに行くことは多いですが、強制されるような感じではなくて行きたい人だけ行くというのが自由な感じでいいと思います。

―もともとIT系の企業に興味があったのですか。
はい、小学生のときからプログラミングには興味があり、HTML、CSS、JS、Perlを独学でやっていて、yahooジオシティーズや忍者サーバーにホームページや掲示板を作っていました。懐かしい思い出です。中学と高校時代は、逆コンパイルやゲームの解析をしていたのですが、プログラムとは無縁でした。高校の時はいろいろあって勉強疲れで浪人して、その間フリーターをしていました。2年ぐらいフリーターをやって、これでいいのかって思い始めたところで専門学校に入りました。

―小学生の頃にすでにプログラミングに触れていらっしゃったのですね。トリプルアイズと出会うきっかけにもなる専門学校ではどんなふうに過ごされていたのですか。
専門学校時代は、授業はちゃんと聞いたり聞いてなかったり行ったり行かなかったり(笑) 学校で基礎をやる中で、アルバイト先のシステムを作ったりしていました。勉強するのはそんなに得意じゃないのですが、作るのに必要なので結局勉強してみたい、「作らんとわからんわ」といった感じで、授業無視でいろいろやっていました。映像関係のadobeもなぜかここで覚えました。

―入社してからの仕事内容について教えてください。
最初の案件は、とある政府の機関に常駐してドキュメントをWordにリフォーマットする案件でした。2週間と短期間でしたが、窓のない部屋でテーブルにパイプ椅子が並んでいて、パソコンがXPというネットでよくあるITやばい現場でしたね。同じ部屋で別の会社の方が別の案件をやっていて空気も重かったのは覚えています(笑)

―なかなかインパクトのある最初の業務ですね。その後はどんな経験をされてきたのでしょうか。
自治体系のWebサービスの運用保守の引き継ぎということでPHPやAndroidのサービスのスキトラ(skill transfer)を受けました。どちらも学生時代に触っていたのと時間も割とふんだんにある状態にあったので、自分で調べたりしていました。並行してRuby on Railsで出来ている別の自治体のクラウドファンディングサイトのスキトラを受けて運用保守をやったり、某TV局のログ基盤をfluentd elasticsearch kibanaで作る案件にも従事しました。その時に作ったものは先日聞いたところによるとまだ使っているらしく嬉しかったですね。その他、深夜に移管作業がある案件などもありました。

―今お聞きした内容は1年目の出来事ですよね。とても充実した1年目ですね。
はい。2年目は、2019年夏前にスマホでエアコンを動かすという案件にアサインされました。文字にすると簡単そうに見えるのですが、Androidの戻るボタンやホームボタンの仕様や、謎機能があったりして、当時は深夜までかかることもありました。3年目からは比較的平和で、自治体の教育委員会向けに学務支援システムを入れる案件の要件定義から稼働までやりました。お客さんと直接話して進めていく必要があったので、ここでお客さんとのコミュニケーションも覚えましたね。元請の方とパッケージソフトのカスタマイズとかの打ち合わせに参加し、実際の仕様に落とし込んで作るみたいな感じですね。使用言語はvb.net asp.netです。そちらが終わった後は、また別の自治体向けに支援システムを入れる案件にアサインされ、現地テストから安定稼働までほぼ毎週のように現地にいました。その時は、ホテルの人に何も言わなくても領収書が出てくるような状況で、最終的には近くに行きつけのbarを作ったりしていました(笑)

―ヘビーな案件も楽しそうにお話されますね。大変な案件はどう乗り切ってこられたのでしょうか。
スキルアップの機会と思ってやっていました。もともと中途半端が嫌いで、何でも「これはやりきる!」と思うタイプなんです。様々な経験をすると、「このスピード感でやっていたらやばい」とか、「ここら辺ハマりポイントだな」といった知識がつくので、実装スピードやあらかじめつぶしておくスキルなんかもついたりします。経験が多い分、引き出しが増えていくんです。過去の案件について、今作ったらもっと綺麗に実装できます(笑)

―全てにおいて、「やりきる」という覚悟、素晴らしいと思います。ここ最近はどんな案件を?
昨年の夏は、Androidのスマホアプリの案件に入りました。これはKotlinで今のベースになっていますね。その後AIZEのサーモ機であったり、今はAIZE BreathのAndroid側をメインでやらせていただいてます。大手商社さんのバスPoCのタブレットアプリなんかにも携わっています。

―ここまで、プログラミングの言語がたくさん出てきていますが、どうやって知識を身に付けてこられたんですか。
「調べる」「とりあえず実践してみる」に尽きます。独学でいろいろやっていた経験も活かされていますが、新しいものはその都度調べ、使えそうかまずやってみて確認する、といった感じです。

―仕事をする上で大事にしていることは?
開発において、「自分以外の人でもそのコードを見て理解できるようにする」「絶対きれいにつくる」ということは大事にしています。その案件にずっと自分が入っているわけではなくて、他の方が途中で入ることなんて多々ありますので。公式のドキュメントとか、ベストプラクティスとかに沿ってやるようにしています。先日の勉強会もそんな思いがあってテーマを決めました。
 
―6月にリーダブルコード勉強会を開催されていましたね。今後の展望、挑戦したいことを教えていただけますか。
Webとデバイス周りを中心にやってきたので、今後はAWSやクラウド方面にも手を伸ばしたいなと思っています。「できないことはない」エンジニアになりたいですね。プライベートでいえば、お酒の資格に興味があります。ただ、ワインやウイスキーは長い歴史をもつので、そこを学ぶには、時間があれば…タイミング次第ですかね。

―趣味や休日の過ごし方について教えてください。
ライブに行くために仕事をしているといっても過言ではないくらいライブ好きです。10年くらい「松下さん」の追っかけをしていて、上海やシンガポールでのライブにも行きましたよ。2011年、高校生の頃からずっと応援しています。

―10年間とは、一途ですね。どんな音楽のジャンルになるんですか?
ボーカロイド系です。ほぼ全てのライブに行っていますね。ただ、本来だったらライブ一色になるはずなのですが、ご時世柄ここ数年はライブがなくなってしまったので、最近の休日はプライベートのコミュニティでの勉強会に顔を出したり、貸会議室でコロナ対策をしてエンジニア仲間と情報交換したりしています。

―独学がお好きとあって、勉強家ですね。それでは最後に若手の皆さん、エンジニアを目指している皆さんに向けてメッセージをお願いします。
1、2年目の皆さん、IT系は結構自分で勉強することが多く、技術もどんどん進化していっているのでついていくだけでも精一杯かと思います。ですが、トリプルアイズは、こうやりたいと思えば色々挑戦できる会社です。
失敗を恐れず、try&errorを繰り返して何でもチャレンジしてみてください!経験が多い分、スキルの引き出しが増えますよ。