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絵本 『夏の幻』 ある愛の詩画。

ゆきずり の 愛だった はずなのに
彼女にまた会いたい
こんな気持ち 初めてさ 名前もろくに知らないのに
彼女の首筋 吐息 何もかもが

僕の 心を締め付けた
もう一度会いたい そう願って またあの 海辺に来てぃた

やっぱり・・・ダメか・・・
そう言って 帰ろうとした時
ひとりの 女性が僕を見て驚ぃて 僕を抱きしめていた。

「私 また会いたかったのょ・・・」
「ハハハッ! 実は僕もなんだ」

順番は違うが 二人手を握り合い 浜辺を歩いていた
もぅ こんなこと 言わせないぞ

そう それは

夏の幻。