ソーシャルスタイル理論とMBTI
どうもMBTIオタク(INTJ)です。
会社で希望者向けのコミュニケーション研修があったので申し込んだら、人間のコミュニケーションのタイプを4分割にするソーシャルスタイル理論を題材とした内容で、私の興味にハマるタイプの研修でした。
MBTIオタク的にも面白かったのでまとめてみようと思います。
ソーシャルスタイル理論とは
表層心理学的なアプローチ
MBTIがペルソナを抜きにして自分の利き手は何か?ということを見ていく内的かつ深層心理的なアプローチなのに対して、ソーシャルスタイル理論というのは他人から見えている自分のコミュニケーションスタイルという、外的かつ表層心理的なアプローチのようでした。
他人のMBTIを見るのは難しいのに対して、他人のソーシャルスタイルは他人から見えること(話し方・表情・しぐさ等)で判断するのでシンプルですし、4象限しかないので外から判断しやすいというのもあると思います。
タイプ分類は以下の通り。
横軸が自己主張度(意見を聞く⇔意見を主張する)、縦軸が感情表現度(感情表現を抑える⇔感情を表す)となっています。
(MBTIとの相関性については後ほど考察します)
他人に評価してもらう面白さ
MBTIは自分の主観でタイプ診断を受けるのですが、ソーシャルスタイルでは自分が診断を受けるのと合わせて、職場の人5名ほどにも私がどんなコミュニケーションをしているかサーベイを受けてもらうという仕組みです。
「ソーシャルスタイル診断」で検索すると簡易的に診断できるサイトもありますが、他の社員にもサーベイを受けてもらうというのは会社の研修ならではで、ワクワク感があります。
さて、私のタイプはどれか・・・・
アナリティカル(ドライビング寄り)でした。だよねー。
そして、自己認識と他人からの評価も同じです。さすがに心理学オタク、自己認知はできている。他の人の結果を見ると、1マスずれるとかはよくあるようでした。
感情表現度については、感情表現を抑える方に振り切ってます。昔は頑張って社交的なペルソナを作っていた時期もあったのですが、最近は「余計なことは喋らんでいいから仕事の結果で評価してくれますか?」的スタンスなので、ノーペルソナ・素のINTJということが良く出ています。
自己主張度については、独自思考のNT的感覚からすると結構自己主張しているつもりなのですが、「声が大きい」「速く話す」「手の動きが大きい」など主に物理的な観点で測っているので、4段階中の下から2つ目、どちらかというと意見を聞く方、ということでした。
とは言え、アナリティカル全開(自己主張度が4段階中の一番低い)の人だと、仕事中に必要なければほとんど喋りません、みたいな方もいるので、多少は自己主張するよ、ということなのでしょう。
MBTIとの相関性に関する考察
主にはE/IとT/Fのペルソナ
私は他人のMBTIを見るのはなかなか難しいと思っているのですが、ソーシャルスタイルスタイルだ自己主張度≒E/Iっぽい、感情表現度≒T/Fっぽい、と見た目の印象だけで判断できるのでわかりやすいです。
こちら対角線上のペア(ドライビングとエミアブル・アナリティカルとエクスプレッシブ)は正反対なので、コミュニケーション工夫しましょうね、という話だったのですが、確かにESFPは≒エクスプレッシブだし、コミュニケーション気をつけないと、となりそう。
対エミアブルもそうなのですが、多少感情に配慮して発言しないと、えらい冷たい人と思われて職場の人間関係が詰みます。
J/Pも関係ありそう
あともう1つのサンプルがあって、パートナーINTPがドライビングなんですよね。発言量はめちゃくちゃ多いわけではないですが、声も態度も大きいので、わりと自己主張度高めと見られているようです。
これは仮説なんですが、営業職という仕事柄と、Neによるものではないかと。
Pは外向知覚持ちで、外界に対して反応していく傾向にあるので、コミュニケーションのスピード感がJより早い印象です。
対してJは外向判断なので、自分の中で考えるプロセスを踏んでからコミュニケーションを取る。私のTeも、自分の中である程度考えてから発言するので、コミュニケーションテンポが多分そんなに早くないと思われてるのでしょうね(言いたいことは言いますが)。
以上、ソーシャルスタイル理論についての所感でした。
使い方としてはMBTIと同じく、違うタイプの人は違うコミュニケーションを好むので、相手によって工夫しましょうね、ということで、そこには全く異論ありません。
どちらかというと、ソーシャルスタイルと各MBTIがどんな関係にありそうかが気になるので、もしどちらも受けた方がいらっしゃれば情報提供してもらえると嬉しいです笑。
(今回、n=2の考察なので、雰囲気で語っている節があります笑)
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