挑戦の夏1

今年の夏は大きな挑戦をした。
富士登山。

私のまわりで初富士登山をした人が比較的高齢だったので、自分も挑戦したいと思っていたのだ。とはいえ、登るなら1日でも早い方がいいと聞いていたにもかかわらず、なかなか重い腰を上げれずに数年…そしたら娘の友達がおばさんと登るので一緒にどう?とお誘いが来て、飛びついたのである。

それからは、山小屋、登山グッズの予約、体力が心配だったので前後の宿泊の予約、今年は登山予約も…手分けして何とか準備し、家の周りを歩いたりトレーニングもそれなりにして、YouTubeの登山動画も見倒し、イメージでは10回は登頂し、もはや知識と気持ちだけはベテラン登山家気分で挑んだ富士山だったが、そんな気分は登山を開始して1時間もしないうちに吹っ飛んだ。
やっぱり家の周りの道とはちゃうよね。

そして地獄の道のりは七合目を過ぎた辺りでやってきた。

高山病発症。

七合目の山小屋で、調子に乗って食べたクリームパンのクリームで胸焼け?
最初はそう思ったが、だんだん不安が湧いてくる。これ、高山病⁉︎頭痛とかじゃないん?
それからは吐き気との戦いの登山であった。
予約した山小屋が、2番目に高い所にあったため、一生着かない。
そして、ちょいちょい誤情報を入れてくる娘。次の山小屋で八合目やで!着いてみたらまだ七合目半分。これにずいぶんと精神もやられた。

死ぬ思いで山小屋に辿り着き、本当は絶対美味しいはずのカレーを娘に譲り、誰よりも先に気絶して、朝2時からの登頂アタックに備えたのである。

次の日娘に、眉間に皺寄せて寝てたで。と笑われた。空気が薄過ぎて、いびきさえかくこともできなかったらしい…

富士登山は、書きたいことたくさん過ぎて長文になってしまいました。
2に続きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?