シンガポールYICC 10日目
本日はTRATAKA(トラタカ)という浄化法について教わった。
これは目を駆使する今日にとても効果的な浄化法であるとのこと。
まずはトラタカを行う前に、手を擦り合わせて目の周りの筋肉を温める動作を教えてもらった。それから呼吸とともに、手の窪みで目の周りの筋肉をマッサージするように抑えたり圧を解除したりする動き、最後にブラマリという呼吸法でハミングをしながら頭部に振動を与えリラックスさせるという事を勉強した。手で抑えたり温めたりする行動の事を、パーミングと言う。レッスンの時には、最後にやるくらいだったが、改めてじっくりやるととてもリラックス効果が高い事が理解できた。
次に眼球の運動を教えてもらった。顔を動かさずに、眼球のみで上下運動をし、一つの動きが終わるごとにパーミングで目の周りを温める。普段、パソコンや携帯、本を読んだり本当に目は駆使していると思う。しかし、首から動かしていたり顔ごと動く事が多いので、眼球だけ動かすというのはとても大変に感じた。普段使わない眼球周りの筋肉が進展したり収縮したりと実感できた。
そして、次に蝋燭を使った。JYOTI TRATAKA(ジョーティートラタカ)を行った。カーテンを引いて部屋を暗くして、炎の見方を徐々に変化させていき集中を高めていくといいうものだ。この間、瞬きはしてはいけないようであったが、私は全然堪えられずに瞬きをしてしまった。しかし、同期の中には瞬きをせずに涙が出た人がいて、先生が言うにはそれが正解であるようだ。
蝋燭が準備できない場合はYouTubeなどで画面越しで炎を見て、実施することもあるらしい。シンガポールはまだ必要以外の外出が出来ないので、引き続きオンラインでの講義が続いているが、オンラインでも先生と講義が受けられて実技の講義が出来ているのは素晴らしいと思う。
実際に講義などはイヤホンにて聴いているので、教室で受けるよりも聞きやすいのではないかと印象を受けた。実技や練習はもちろんスタジオの方がいいと思うが、オンラインレッスンの利点もこの上々で特に実感できたと思う。
6月末にはアーサナというポーズのテストもあるので、何のためにやるポーズなのか、効果や禁忌事項はなど覚えていかないといけない事が多いが、引き続きどの過程も楽しんでいこうと思う。