シンガポールYICC 8日目
本日も呼吸法、ルーズニングエクササイズの復習からスタート。全てオンラインでのレクチャーだけど、オンラインの方が都合が良い事も増えてきた。
講義が13時までなので、朝の時間に家族の昼ごはんを準備してから9時の講義に自宅からログイン出来る。これは主婦にはとてもありがたい!今日は素麺を茹でておいて、具沢山のつけ汁を昼に夫に温めてもらって、息子とお昼に食べてもらうように準備する時間が取れた。電車でスタジオまで行くとなると40分はかかるので、その分の時間が家事に当てられるのは主婦として大きい。とにかくお昼の準備が無事に済んで、ゆっくり講義が受けられる事が、私にとってはとても大きな事だった。
その後はうつ伏せのポーズの復習と、新たに魚のポーズ、ショルダースタンドを教わり、インド人の先生のアシュタンガヨガの講義になった。
8支則については、また後で講義があるようだが、本日はスートラの1から3について教わった。定義、方法、結果について。
まず定義とは、ポーズを行う際は心身ともに安定し、喜びに満ちて、ポーズが快適であるという事。これは、私自身まだ初心者のなので、快適なポーズというのは、たくさん動いたレッスンの後で行うシャバーサナしか今のところ快適の中に入らないが、今後はいろんなポーズをそういう気持ちで取り組めるようになりたい。
そして方法。無理をしすぎない事、リラックスして無限の広がりを感じる事を行うという。これも、初心者の私は、自分の体がよくわかっていないので、先日も後屈のポーズで息が苦しくなってから「あ、辛い!」と気がついた。インド人の講師の先生が、日本人は時間に正確すぎて、あとは頑張りすぎるところがある。とお話ししていたが、よく思い当たるところである。インドでは電車が来ると連絡があってから、30分後に遅れてくると先生が話していた。日本でそんな事はあり得ないけど、インドでは普通といい、先生は笑ってお話ししていた。はじめの講義で「執着しない」と教わったが、これも「努力を手放す」「努力することに執着しない」ということなのだろうか。そうすることで、よりアーサナを楽しむ事が出来る。ヨガをエンジョイした状態になると先生がお話ししていた。
結果として、何の葛藤にも悩まされない、心が揺るがない安定した平和な状態になるという。
ここが、ヨガの中で本当に大切な部分だから、絶対に理解して欲しいと繰り返し先生がお話ししていた。そして、この事について自分の考えや思いをレポートにするという宿題が出た。
この、YICC(Yoga Instractor Certificate Course)の講義が始まってから、アマゾンのKindleで5冊以上のヨガに関する本を読んだ。でもやはり少し難しく感じて、まだまだ心と体が繋がっていない状態である。
しかし、安定した自分になりたい。体を健康にしたい。鍛錬したい。という気持ちについては変わらず、また何冊か本を読む事で先生が話していた事を復習するというか、頭で反復して少し理解が深まったところもある。
今、ヨガについてもっと勉強したいという気持ちを大切に、本日教わったスートラの1から3について定義・方法・結果を見返し、実践していきたい。