人生を運ゲーにしたくない
「結局あいつは生まれた家が金持ちだから、育ちが違うんだ」「小さい時から元々才能があったから」などなど。
良くも悪くも、自分や他人の人生を「運」や及びそれに近い形で評価する声が一定あります。僕は、これが好きではありません。笑
そう思った背景や諸々について書きたいと思います。
これはキャリアの話でもあります。
他責
なんか、嫌な言い方すると、
その人の積み上げてきたものを見ようとせずに、ラッキーでここまできたと位置付けて、まるで別世界の人間かのように扱うことによって、
自分がそうなれない理由を、外的要因にしようとしているような気がするからです。
言い換えると、自分がうまくいかないのは「うまくいく環境がなかったからである」とも読み取れます。
他責ですね。
いや、あなたがそうしたからだよ
一方で「私は運よく仲間に恵まれたからここまでこれた」
というフレーズもよく聞きます。
謙虚かつ、仲間をリスペクトする。
そういう姿勢が見える素晴らしい発言ですし、これが言えるシーンは、何かしらの結果が出た時なので、大いに称え合いましょう!
ここで注意すべきなのは、これを聞いた他者がどう受け取るか。
果たしてその人は、本当にただただ優秀な仲間に恵まれ、たまたまうまくいったのか。
それは違いますよね。
その人が、そうなるように動いたからです。そういう仲間が集まるような、行動を起こしたから、そうなれたんです。
「あの人はラッキーだ」で終わらせず、「なぜあの人はラッキーなのか」で観察すると、発見があると思います。その中で見つけた2つをご紹介します。
共通点1.目的があるか
「プロ野球選手になりたい、いや、なるんだ」「医者になりたい」「海外に住みたい」
特にトップアスリートやアーティストなど、社会的にも大きな成功を収めている人に多いのが、なんらかの拍子に芽生えた、強い目的意識を持っているケースです。
これ、なんでもいいんです。「とても貧乏だったから、お金持ちになりたい」とかでも。
「あなたの生きる目的はなんですか?」
哲学的で浮世離れしてると思われますが、自分の言葉で語れている人は、やはり普通ではない何かを掴んでいると思います。
共通点2.必要なことを探そうとしているか
次は道筋です。
よくよく当たり前の話ですが、目的を達成するためには、今の自分に足りない何かを身に付けていく必要があります。
何か一つでも取り組むべきことを見つけられたのなら、まずはそこから初めてみればいいと思います。
三日坊主でも、やらないよりは絶対良い。間に一日空けて取り組めば、プロ野球と同じスケジュールです。笑
必要なことを一度に全て完璧に探すことは難しいにしろ、常に探し、アップデートしていくことが大事になります。
で、この後あなたは何やるの?
ここまでを受けて整理すると、
定義はさておき「良い人生を送っている人」
つまり今回のテーマに合わせると「運の良さそうな人生を送っている人」は、
そういった人生を送りたい、それに近い人生を送りたいと、多少なりにも考えている人が多いです。
そして、そうなるために何が必要なのかをちゃんと考えているかが、次のステップとして存在します。
そして、
日々、何やるかです。
有り難いことに、天才も凡人も1日の時間は24時間です。50年の積み重ねで見ると、やる気なくすくらいの差を感じるかもしれませんが、1日の差、さらには1時間の差で見た場合、そんなに絶望的でしょうか。
絶望的かもしれません。笑
が、全ては目指す方向を定め、道のりを考え、日々の行動を積み上げていくことから始まります。
闇雲に行動を変えようとしても、なかなか定着しないので(僕もそうです)、目的を決めて取り組みましょう。
リムルダールの街近くで手当たり次第はぐれメタルを倒しまくるより、ゾーマを倒すために大体レベル35は欲しいから、35になるまでレベル上げしようとする方が、良いと思いませんか?
、、、ドラクエ3が分かる人だけでいいです笑
僕も動きます
社会で活躍している人って、日々の取り組み方が違う。
単純ですが、そこを押さえずして活躍することはできないんだなと再認識しました。
運が良い人は、良い運が来るだけのことを、日々やっている。
そのご褒美というか、偶然という名の必然というか。
以前に書いた「計画的偶発性理論」にもつながりますが、
偶然の出来事が、望んでいる方向に自分を押し進めてくれるようになるには、やはりどこに行きたいかを描き、日々行動するしかないんだと思います。
僕はこの2020年9月に引っ越すことにしました。
なるべく長い時間、頭を使えるように、今までよりも高い水準でアクションを起こせる環境に身を移します。
そして、今回の記事で見事1年間継続することができました。その件については、次回の記事でも書きたいと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。
では。
亘
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