たべものコンサル日記R30:参考になるかもしれない私流「コンサルの考え方」
人生が72年目にして「自分を解放した生き方」が、やっと半分見えてきた
今日この頃のオードリー7です。
今の若い人はすごいなと思う!
SNSやYouTubeを駆使して「お金と意に沿わない仕事」に
取り込まれることなく、自分流の生き方を悩みつつもつかんできている。
結果として、
今からの時代に最もふさわしい生き方→「自分らしく生きる!」を
実行していることが素晴らしいと思います。
自分以外に頼るものがない環境で、
若い時から世間にさらされたからこそ、
努力と才知で見えてきた世界じゃないかな
と、自分なりに理解をしました。
私は昭和の時代に農家の長男に生まれ、適当に進学して大学を中途退学し、
自分で決めた仕事を7回転職しながら、40歳の時の8社目が1人自営業の
「飲食店専門の経営コンサルタント」
になりました。
今また、さらに、このコンサル業を今後「50%離脱→次に100%離脱」
して新たに、
「作家業(クリエイター)=総合的に取り組む」を第2のライフワークに
することを目標にしました。
少しやってみて、学ぶことの大変さ、
頭を柔軟にして正面から取り組むこと、
邪念や焦りを取り払うこと、
なかなかこまごまと大変なものです!
noteの投稿やSNSの発信をして、いろいろな人の人生の一場面の
応援をしたいと考えています。
(*何しろこれから順次収入半減ゾーン突入に入るわけで、気持ちとして
は、ちょっとビビっている感じもあります)
まあ、やっとそれでも持ち前の「ノーテンキ感覚」で
やり過ごせる気持ちを持つことができて日々を過ごすようにしています。
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そこでコンサル業30年間の振り返りの総括として、どうして、どう考えて
きたら、こんなに長く続けることができたのか?
以下の3つの項目別に詳しく「コツと考えと実感を発表」します!
■長期コンサルのコツ1:「契約」についての考え方
●振込入金は契約先様からの「ありがとう!」の意思表示として、
毎月感謝して受け取っていました
自分の契約先に自分ができる限りの応援を行うことを「使命」と考えて、すべての契約先を分け隔てなく、懸命に支援を行い、一か月間の労苦?
(フォロー)に対するお礼としての契約月額の振込をいただきました。
(*契約がン額なればなるほど相互に信頼関係が強くなる形です)
●1件の契約月額は赤字にならない限りできるだけ小さいほうがいい
1件当たり5万円を基準にして、予算が少ない契約先は3万円、多い契約先は10万円を目安に長期にわたり契約していました。
地元客・・・・・採算の取れるやや低めの契約額×契約件数を多くする
遠方客・・・・・地元客の1.5倍~2倍の価格×契約件数を少なめにする
バブルのピーク時は全部で15件くらい契約先があり、6件は月額が10万円
の契約先でした。
(*あれば大きく助かりますが無くなるときは半年で半減して困りました)
小口で件数が多いほうが事例も多くあり、自分の仕事を理解していただく
経営者の方も多いほうが「強い」ことを学びました。
●相性の良くない会社とは「お金が必要でも」2度と契約しない
お金儲けのため、従業員の雇用のためなどの理由で、あまり気乗り
をしない契約をして、良い仕事にならずに、解約するために余分な努力を
する羽目になったことが2,3度あります。
契約先は、どんな困難があってもこの人を「信頼する」という人と
気持ちの定まった契約をすべきと思います。
どんな困難があっても、一緒に乗り切れる信頼関係が大切です。
●税理士さんの報酬の平均相場の1.5倍の報酬をいただく
税理士さんの報酬が3万円の時は5万円、5万円の時は7~8万円を
いただくようにしてきました。
その理由は、
税理士さんは法律で保護された国家試験を合格された人で、簡単には
契約が解除されない立場の人だからです。
一方、飲食のコンサルは、国家資格でも民間資格でもありません。
あくまで、「仕事の実績」だけです。
契約先がもう止めたと考えれば、FAX1枚、メール1本、電話1回で
理由もなく断ち切られる「身分保障のない浮草稼業」なのです。
でも、この世界で私は、年間最小売上300万円~最高売上1500万円で
30年間毎月きちんと仕事をさせていただきました。
●契約期間にこだわらないで「つながる」ことが大切
契約先のご希望で3か月契約、6か月契約、1年契約の3つから
適切と思う形でおすすめして契約を行ってきましたが、
要は契約をすることで、契約先のメリットを経営者自らが実感を
以て判断できることが大切と考えています。
そして、
「この仕組みはぜひ欲しい」と思えば、無限ループのように続く
わけです。
実際に6か月契約が4年間以上続いたり、1年契約が10年間以上続く
ことも多くありました。
<注意事項>
・不正をしない
・契約先からの恩恵は最小限度にしておく
・いただく月額報酬の150%以上をお返しする気持ちで支援する
・契約先の親族になった立場で、親身に発言する(良くも悪くも)
■長期コンサルのコツ2:自分の業界を一番好きに
なる
よく新人のセールスマンは、「自分の売る商品を好きになれ」と
先輩から教えられますが、それと同じで、
私は飲食業界が丸ごと好きな人間です。また初期はそう思うことで一段と
興味がわきました。
・料理を食べること
・食材を買うことや見て回ること
・料理の本を買うこと
・料理のコツを教えてもらうこと
・お店の成功談や失敗談
・銀行の話
・従業員の不正の話や良い話
・開業の良い例と悪い例
何でもかんでもこの業界で起こっていることすべてに興味を持ちました。
また、それは今も変わりません。
失敗の話 → 裏返せば、成功するヒントが埋もれています!
成功の話 → そのまま成功するヒントになります!
興味を持ったら、好き嫌いや偏見を持たずにすべて自分で飲み込んで
自らの「エネルギー」に変えることをお勧めします。
■長期コンサルのコツ3:「学ぶ」ことをやり続ける
仕事で勉強することは私もあまり気が進みません。
過去に宅建試験も中小企業診断士試験も始めてからすぐに投げ出す人間
でした。
でもこの飲食業の世界は、私の天国のパラダイスの世界であり、
一番でっかい趣味の世界です。
趣味が仕事になったらいいよね!
って世間では言いますが、他人様がそれをしてくれるわけではなく、
私は、
「お金がなくても飲食業界に関われて、人から尊敬されて、
商品を運ばなくても、お金がもらえる仕事」
として、自分で飲食のコンサルタント業をでっちあげました。
そして、1年たったらもどきになり、
5年~10年経ったら、コンサルらしくなりました。
(*まさに継続ありきでした)
<学ぶ手段>
・本
単行本や雑誌、食べ歩き本、ホットペッパーなど
・テレビ
世の中の動きを知ると、経済の先行きが予測できる
専門家の意見を半分聞き、鵜吞みにせずに半分は考えてみる
料理の情報、トレンド食材の情報
・WEB検索
ネット上のカタカナ語はよく検索します。
有名店のメニュー調査
印刷物のパクリのベース先
トレンド食材、トレンド料理のチェック
レシピづくりのヒント
なんでもパクります。
・関係先などの実務集計データ
生の実態がそこにあります
すべての勉強は、
自分が包丁ならば、
いつまでもお役に立てる存在であり続けるための砥石のようなもの
と思います。
あなたにとって、何か一つでもヒントになれば幸いです。
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audrey7.juku@gmail.com オードリー7 (新アドレス)
(了)