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開業塾2:飲食店の開業費用~家賃編~1坪賃料目安と交渉条件のヒント!

  初めて飲食店を開業する人のための「開業塾」です。
メンバーシップに参加された方は、いろいろな開業したい飲食業態が
決まったら、
あなたの目指す飲食業態×店舗規模の基本趣味レーションを
特別にすべての参加者賛事につくります

*メンバーさんは作成料無料です。

そうすると、事業計画書を作るときに、家賃がどれくらいが適正か?
人件費はどれくらいの予算になるか?水道光熱費はどれくらいか?
およその事例が計画書の段階でわかります。
*過去に仕事の支援で関わったお店のデータを基に作成しますから、
 参考になる数値になります。

開業費用のうち店舗のあり方で投資額は大きく違います


大きくは、テナント(通常の賃借店舗)、戸建て店舗、複合施設テナント
店舗、チェーン店加盟店舗(FC店舗)で異なります。

■1坪当たり賃料(通常テナントの場合)

  全体の80%以上がこの通常のテナント店舗の形態と思います。
複合施設では1㎡当たりの賃料や共益費を計算されますが、単独の店舗の
場合は、店舗の「1坪(3.3㎡=1.8m×1.8m角)」の賃料で立地の良し悪しや、賃料の高低がわかります。

<1坪賃料の目安(参考値)>  *ローカル県の場合
1坪/5,000円以下
 立地が悪いか、かなり面積が広いか、ビルの階数が上に位置する店舗立地

1坪/5,000円~7,000円未満
 B級立地の中の下、下の立地感覚。隠れた店舗欠陥がある場合など
 *駐車場がない、看板の設置不可、基幹設備が古すぎるなど。
 *田園地帯のテナントなどで人口が少ない、歩行者がいないなど。

1坪/7,000円~10,000円未満
 B級立地の上、中の立地感覚。中心エリアを取り巻く立地環境。
 ミニ複合施設などは1坪/10,000円~12,000円あたり。駐車場は共有。

1坪/12,000円~20,000円
 Aランク立地の中と下の立地感覚。繁忙エリア、準繁忙エリアの賃料。

1坪/20,000円~30,000円以上
 Aランク立地の上クラスの立地。

1坪賃料×坪数×10倍=必要売上高(月商) 

になります。

またおおよそですが、

人の寄り付きが良いほど1坪賃料は高くなる

というのがひとつの基準イメージです。

家賃は安い残したことはありませんが、安くなれば安くなるほど、
大きな「集客できる為のお客様メリット」の仕組みが必要です。
単に、毎日SNSで発信するとかではありません。
他店より安いとか、食べ放題〇〇があるとか、不便な立地でも是非とも行きたくなる大きなメリットをお客様向けに作るべきです。

<店舗を借りる場合の注意点>
,不良物件でも良物件と言って契約を進める不動産屋の言い分を
  鵜呑みにしない。「ここはちょうどいい物件ですよ!」は誘い言葉!

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