オ―ドリー7の食べ塾5:業種と業態を私なりに成功ポイントを解説!~貴方もコンサル目線で判断してみてください!
■飲食業種とは?
72年前の1949年10月に制定された「総務省 日本標準産業分類」
大分類:宿泊・飲食サービス業
中分類:飲食業
のところに、分類が載っています。
公的な統計データはすべて、いまだにこの分類で出来上がって
いますから、現実に目にする飲食業態とは違っていて、
かなり違和感があります。
■飲食業態とは?
飲食業種が売る商品の種類で分類されているのに対して、
飲食業態は商品の売り方で分類されています。
近年は、飲食の業種も業態も一つにまとめて「飲食業態」という形で
説明されることが多くなってきています。
■飲食業種業態は変化して新しくなり、
消費者に受け入れられた「業態」のみが
生き残こる仕組みです!
1,業種と業種の融合で新業態づくり
●手打ちうどんと寿司のお店
●焼肉居酒屋
●ベーカリー&カフェ
●地酒酒場(地酒の角打ち業態+居酒屋)
など
2,業種内で新しい売り方を生み出して変化して新業態化する
●発酵レストラン
●飲茶レストラン
●ハーブ料理レストラン
●チーズ料理レストラン
など
3,新業態と新業態が融合して、余分を排除して違う新業態に変化
まるでハーフの人とハーフの人同士がカップルになり、新たな子供が
生まれるようなことも、店舗コンセプト次第でいくらでも生まれます。
まさに、
誕生するのは簡単、生き延びるのは大変という「飲食の鉄則」が
そこにあります。
●ハワイアンステーキ専門店
●ニューヨークスタイルステーキ専門店
<見解>
飲食業態が1段階細分化された場合は、「1段深化する」(専門的になる)
けれど、対象客は「1段狭くなる」(少なくなる) 訳です。
よって、
立地と客層、店舗規模と営業時間、メニューのあり方と価格設定により、
成功と失敗が明確に分けられ、
●開業後3~4か月で閉店
●開業後1~2年で閉店
●3年続けば5年維持できて、5年続けば10年経営できると考えます。
業態構成が細分化されるほど、知名度が上がるまでの期間が長く
多くの運転資金を必要とします。
資金の余裕がない場合は、50%はポピュラーな要素もわざと加味する
ことでお店の経営が安定します。
表の右にオードリー7の業種業態についての見解を記載しました。
私が勝手に感じたことをのせていますので、必ずしも「当たり」とは
限らないことです。
コンサルの仕事には、「運」という計算式はありません。
あくまで実務経験とこれからの業界傾向予測から、
感じたことをストレートに記載しました。
あなたも、
コンサルになったつもりで「こんな業態はこれがポイントだ!」
って考えてみると、面白いですよ!
(了)
飲食コンサルタント業30年の経験を通じてお知らせしたいこと、感じたこと、知っていること、専門的なことを投稿しています。 ご覧になった方のヒントになったり、少しでも元気を感じて今日一日幸せに過ごせたらいいなと思います!よろしければサポート・サークル参加よろしくお願いします