【見どころ】ゲーム配信者[もこう]の[加藤純一]さん結婚式余興でのピアノ弾き語りについて
~はじめに~
こんにちは!
私は、さしみの@とある派遣のCCオペレーターと申します。
本日は、ゲーム配信者である【もこうさん】の素晴らしいピアノ弾き語りの魅力についてお話しできればと思います。
どうぞよろしくお願いします!
~もこうさんのピアノ弾き語りに対する注目度合い~
ゲーム配信者[もこう]さんは、同じく人気配信者である加藤純一さんの結婚式の余興として、ピアノ弾き語りを披露しました。
2022年3月12日に行われたもこうのピアノ弾き語りの模様は、ネット配信をされ、Youtubeチャンネル[加藤純一さん切り抜き集]では、2024年6月現在400万再生を記録するなど、大きな反響を呼んでいます。
今回は、なぜ[もこう]さんのピアノ弾き語りが、それほど注目を集めたのか、取り上げてみたいと思います。
~【もこう】さんから私たちが学びたいこと~
自分の気持ちを打ち明けられる(自己開示できる)
自分のいまの精神状態について、緊張でなんも話しが入ってこないと伝えています。
私がいま、どういう状態にあるのか想像してもらえることで気持ちは楽になりますし、見ている側ももこうさんに共感を示して、
緊張しているもこうさんは、これから演奏がどうなっていくのか興味が湧いてきます。
また、「緊張で何も話が入ってこない」という言葉からは、もこうさんが自分自身の感じた、ありのままの感情を皆さんにお伝えしているように感じられます。
緊張していることを隠そうとせず、また自分が緊張している事実から逃げようとせず、緊張を受け止めて、向き合っていく。
もこうさんの物事に向き合うこの態度が、私はもこうさんの一番の魅力を生んでいると考えています。
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★感謝の気持ちを忘れない
もこう:「あ、すみません、私は、もこうという名でゲーム実況をやっております。」
もこうさんはYouTubeちゃんねる登録者数150万人を超える有名なYouTube配信者です。
それにも関わらず、自分自身のことを知ってもらっているとは思わずに一から自分をしっかりと説明しています。
有名人だから知ってもらっていて当然だ、と驕った姿勢を取らないところに好感が持てます。
★感謝の気持ちを忘れない②
もこう:
「本当にこう、何ていうんですかね。これだけ長い月日が経って、未だに加藤純一さんと色々こうやらせてもらっていることが凄いことだなと思います」
もこうさんが加藤純一さんと関われているのは、様々な奇跡が重なって成り立っています。
国内の政治が安定していることもそうですし、他国と戦争するような事態も発生していません。
そして、幸い病気をすることも仕事にありつくこともできているため、もこうさんと加藤純一さんは関われている環境が保たれているのです。
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★努力を相手にアピールする
もこう:「でもね、こう、やってくれてと言われてからめちゃくちゃ練習してきましたよ。それなりに出せるものを今回は皆さんの前でお披露目しますんで。で、失敗したら笑ってください。」
「めちゃくちゃ練習してきましたよ。」努力をしたときに、努力をしたことをアピールすると出しゃばりだと思われるかもしれません。
しかし、それは逆で努力したことを他人に理解してもらう努力はしなければならないのです。
日本人は察する文化で、言葉はなくとも自分の気持ちを相手に理解してもらおうと考えがちですが、
努力したことを理解してもらうことを相手に任せきらず、言葉で相手に伝えて理解してもらう、主体的な姿勢が必要なのです。
★観客の期待値を上げる
↑「それなりに出せるものを今回は皆さんにお披露目しますんで」。
観客の期待値を高める。
近年、格闘技の世界ではファイター同士のフラッシュトーク(煽りあい)がよく見受けられますが、それもお客さんは今後の展開がどうなるのだろうか、期待させるパフォーマンスです。
本人が取った言動に対する覚悟と責任を持つ姿勢に、きっと期待を裏切らないステージになるだろうと予測したり、彼はそこまで期待をいい意味で裏切ることのない試合になるだろうと予測して、演奏や試合を楽します。
もこうさんが、今回「それなりに出せるものをお披露目します」と言った発言に対して、どのような演奏になるのか想像する楽しみ、予測する楽しみを私たちに届けてくれました。
★自分の扱い方を伝える
↑「で、失敗したら笑ってください」。
もし、演奏の場面が盛大に空振りしてしまった場合、もちろんそうした事態を起こさないよう自信を持って演奏に臨みたいですが、万が一の出来事が起こってしまった場合でも、会場が扱いづらい空気になってしまわないよう、いじってもらって構わない姿勢を示しています。
★曲名を紹介する
「では、弾かせて頂きます。春よ、来い。」
これから演奏する曲は何かイメージを先にもたせる。
~[もこう]さんの弾き語り
感動を呼んだ要因について~
~もこうさんの【余興に対する心構え】~
★完璧ではなく最善を目指す
↑ピアノ弾き語りは、ミスタッチ、歌唱が止まりかけるシーンもありました。
↑しかし、そうした不完全さからミスを恐れて萎縮することなく演奏を続けます。
↑ミスを隠そうとはせずに、振り切った選択をすることで、そのミスを自分で受け止めて向き合う気概が感じられます。
~自分に対する理解ができている~
★現実が見えている
↑大物の配信者、披露宴の参加者がいる中、パフォーマンスをやり切ることができた要因に、自分の位置をしっかり把握出来ていることがあります。
自分は、どこまで通用して、どこから通用しないか。
配信者として、これまで現実に直面してきたからこそ、空回りすることや、不安になることなしに目の前のことに集中出来ています。
★自分の器を理解している
↑[もこう]さんは、音楽家、アーティストではありません。そのため、自分の器以上のパフォーマンスをしようと躍起にはなりません。力み過ぎることはありませんでした。
~弾き語り演奏の魅力について~
~アレンジして作成された前奏のピアノ演奏~
照明の演出とともにピアノソロの前奏がスタート。
右手のメロディーラインは、多くは単音のみから構成されました。
左手のベースの音は、鋭く力強い音を響かせました。
メロディーラインは、山なりの盛り上がりや、ひらひらと舞う花びらのような音階。これから先の展開を掴ませず、どのような入りになるのか読みにくいメロディーでした。
前奏が終わり、曲のメインが始まる繋ぎは、1音をしばらく響かせ続け、また息を吸うことで前奏の終わり・場面の転換をスムーズに行われました。
~前奏から間奏への繋ぎ~
また、前奏から間奏に転換が上手くいったことで歌いだしの初めて声を披露する緊張する瞬間も、上手く緊張を乗り切ることに繋がりました。
もこうさんのピアノタッチからは、いまどれほど緊張しているか、またひたむきに目の前のことに全力で向き合っていることが伝わってきます。
~おわりに~
今回は、ゲーム配信者[もこう]さんの結婚式披露宴の弾き語りパフォーマンスについて、取り上げてみました。
弾き語りパフォーマンスがここまで注目を集められたのは、[加藤純一]さんの知名度の高さと合わせて
[もこう]さんの感動を呼ぶ目の前のことに、真っ直ぐ取り組む姿勢
ありのままの姿として見せた人間としての魅力が多くの人々の関心を引き寄せたと思われます。
自分の感情と向き合い、素直に表現できる。頭でわかっていても難しいことです。
今回の記事は、ここまでです。
多くの人々に[もこう]さんの、魅力が伝われば何よりです。
ご覧頂きまして、ありがとうございました!