麻生田大橋遺跡 土偶A 3:グレイシー家の土偶?
豊川市 麻生田大橋遺跡(あそうだおおばしいせき)からは愛知県の他地域より多くの土偶が出土しているようです。
麻生田大橋遺跡土偶Aに次いで興味が惹かれた土偶が以下の土偶Bでした。
鷲鼻で目と鼻の周囲だけ出土しているので、写真を見た時、仮面舞踏会の仮面を連想しましたが、両目の輪郭が繋がっているのも、仮面の連想を補強しています。
仮面なら不思議じゃない左右の目のつながりは『天才バカボン』に登場する警察官の本官(ほんかん)さんと共通するのですが、鼻がまったく異なるのでマンガチックには見えません。
それにしても日本人ぽくない鼻(実は偏見なんだが)で、縄文人は何を見てこんな鼻を造形したのか不思議だ。
土偶Bを見て連想した鷲鼻は小学生時代に読んだ『シャーロック・ホームズ』の挿絵にあったシャーロック・ホームズの鷲鼻と織田信長の写真と言われている下記の写真、それに映画『十戒』でモーゼを演じたチャールトン・ヘストンの鼻だった。
織田信長とホロコーストの生存者リプカ氏が似てるのに驚かされますが、日本人ぽくない発想で、海外の戦術にも影響を与えた鉄砲隊を組織した織田信長にユダヤ人説が無いのが不思議なくらい。
イスラエル王国が滅び、古代イスラエル人が日本列島にやってきたとする説があるが、イスラエル王国が滅びたのは紀元前8世紀なので、教科書では弥生時代と呼ばれている縄文時代の最末期に当たり、その後にやって来たとすれば、ありえる話だ。
そこで、ユダヤ人の顔写真の中から鷲鼻の人物の写真を探してみた。
モーゼの彫刻や肖像画も様々なものがあるが、その中で鷲鼻の絵画が上記だ。
だから、モーゼ役にモーゼとそっくりなチャールトン・ヘストンが起用されたのも不思議なことじゃない。
ただし、ジークムント・フロイト(ユダヤ人)は、その著書『モーセと一神教』において、モーゼはユダヤ人でなくエジプト人だとしている。
チャールトン・ヘストンは代表作の『十戒』や『ベン・ハー』が公開された頃はイタリア系アメリカ人と紹介されていたが、ユダヤ系イタリア人なのだと思われる。
米国の芸能界やマスコミにはユダヤ系イタリア人は多く、TVアニメーション版『スター・ウォーズ』のディレクターを務めたフランク・ニッセン氏(友人です)もユダヤ系イタリア人ということでした。
ところで、土偶Bのようにユダヤ人ぽい像は他の地域にも存在する。
奈良県明日香村の石神遺跡から出土した石人像だ。
奈良文化財研究所飛鳥資料館の庭で噴水装置として設置された石人像を見た時にはウォルト・ディズニー(ユダヤ人)製作のアニメーション映画『白雪姫』に出てくる七人の小人を連想した。
そして、この石人像や七人の小人に似ている人物が存在する。
スティーブン・スピルバーグと現在の上皇明仁だが、上皇明仁は若い頃より、石人像に寄ってきている。
息子の令和天皇も、若い頃よりも現在の方が七人の小人に寄ってきている。
皇室の方々の顔は非常に薄く、さらに品が飛び抜けているので、一般の日本人とは似ていない。
もし、区役所の窓口に皇室系の人相の方が座っていたら、すごい違和感があるだろう。
もしかすると、石神遺跡の遺構を残した天武天皇(非日本人説が存在する)はスティーブン・スピルバーグ系の人相をしていた可能性がある。
スピルバーグ系の鼻は日本人ぽくないのだが、土偶Bの鼻頭が尖った鷲鼻とは異なり、鼻頭が丸くて大きいのが特徴だ。
そして、ウォルト・ディズニーの鼻はスピルバーグ系と土偶Bの折衷と言える鼻だ。
いろんな鷲鼻を探しているうちに見つけた、土偶Bにもっとも形態が近い人物がグレイシー柔術の創始者エリオ・グレイシー(ユダヤ人)だった。
ただ、エリオ・グレイシーの鼻の明確な写真が見当たらず、息子のホイス・グレイシーの角度の異なる写真だが、以下に紹介する。
次に紹介する麻生田大橋遺跡から出土した土偶Cは日本人どころか、ホモサピエンスとすら似ていない。
SF作家E・V・デニケンなら、「宇宙人」だと言うことだろう。
そして、土偶Cの両目と思われるものが下部の左右に離れている様は御用地遺跡から出土した後頭部結髪土偶と似ている。
次いで、やはり御用地遺跡から出土した以下の土偶Dだが、この土偶は鼻が鷲鼻であることと、眉上が突き出ているところが土偶Bと共通しており、必然的にエリオ・グレイシーと雰囲気が似ている。
しかし、形態が似ていることにあまり意味は無いのかもしれない。
異なった民族が同じ地域で何代も生活しているうちに生理が相似になる傾向があることが解ってきているし、中国残留邦人帰国事業で、来日した人物が、国内の人物と顔形が一卵性双生児のように似ていても、DNA検査をすると、まったく繋がりが無い例がいくらでもあるからだ。
さて、麻生田大橋遺跡から出土した土器片の中に不思議な線画が描かれているものがあった。
放射状に広がる複数の下肢を持ったタコのような線画だが、下肢も頭部らしきものも直線で描かれており、頭部はイカに近い。
情報が何もないのだが、すごく気になる線描画だ。
下記写真は麻生田大橋遺跡から出土した石か土を焼いた製品と思われ、同じ製品の表裏の写真だと思われるが、上部の一部が下部と線で区切られており、
区切られた頭頂部に十字形が刻まれているようだ。
上記写真の両側面には円弧が刻まれているように見える。
サイズの情報が無いが、陽根を表現したもののように見える。
下記写真も麻生田大橋遺跡から出土した土器片、
共通して波形が装飾されている。
麻生田大橋遺跡からは磨製石器も出土している。
上記の御物石器(ぎょぶつせっき)と石棒(せきぼう)だ。
上記2点の磨製石器に関しては、ともに男性器を抽象化して造形したものと思われる。
人類史上最古の刃部磨製石器はニューギニア、オーストラリア、タスマニア島など現在のオセアニアを形成している国をカバーするサフル大陸で出土している5万年前に遡る磨製石器だが、次いで古い刃部磨製石器が日本列島ほぼ全域から出土している3万8千年前〜3万5千年前に遡る磨製石斧で、麻生田大橋遺跡からも出土している。
ただし、日本列島の磨製石器は3万2千年前頃で姿を消しており、オーストラリアで完新世(約1万年前〜現在を指す)に至るまで、継続して磨製石器が使用されているのとの大きな違いだ。
日本列島の磨製石器はサフル大陸から伝播したものではなく、両地域で別個に起きた技術的革新とみられている。
そして、御物石器と石棒は日本列島特有の磨製石器であり、祭祀に使用されたものとみられている。
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麻生田大橋遺跡では他にも土偶が複数出土しています。
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