カモネギの背負ってるアレはネギではないカモしれない件
今日は、「カモネギ」について考察したいと思います。
以前も書いたのですが、ポケモン図鑑において「ポッポ」は「ことりポケモン」とされており、そのモデルがハトであることはほぼ明確であるにも関わらず、そうだと断言することはできません(これは「オニスズメ」も同様です)。
一方、今日考察する「カモネギ」は「かるがもポケモン」とされているため、そのモデルがカモであると断言することができます。
ただ問題なのは、カモネギの由来は「カモ+ネギ(カモがネギを持っている)」だと思いきや、こいつが持っている明らかにネギとみられる物体が、実はネギであるとは断言できないということです。
ポケモン図鑑には以下のように書かれています。
「じぶんの すを つくるための しょくぶつの クキを いっぽん いつも もって あるいている。」
カモネギが持っている物体について、「しょくぶつの クキ」としか書かれていません。
そして、農林水産省のページによれば、「ねぎの茎(くき)は根っこの方のごく短い部分だけで、あとは全部、“葉”」なんだそうです。
つまり、持っている物体が「植物の葉」ではなく「しょくぶつの クキ」であるということは、それはネギではない可能性が高いということになります。
それに、ネギで巣を作るというのはあまりないのかなぁとも思います(臭いがキツそうですしね)。
となれば、「カモネギ」の「ネギ」はどこから来たのか、手掛かりは0ということになってしまいます。
「カモとネギで『カモネギ』なんて安直な名前だな」とあなどることなかれ。
「カモネギ」の名前の由来は、想像以上に謎が深いのです。