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投稿サイトと付き合う上で割り切らなきゃいけない需要と自分が書きたいもののバランスの話

※思いのままに書いているので、配慮が足りない文章になっている可能性があります。ご了承ください。


最近、読んだラノベの書き方指南書の中で刺さった本をご紹介します。


巷に転がっている記事や兼業作家さんの体験談を見て、「自分の好きな作品を書いて評価をしてもらえるのは難しい」ということは以前から理解していました。

本書を読んで、さらに覚悟を決めました。

覚悟を決めたからと言って、「自分が書きたいものを書くことを諦める」訳ではないのですが、自分が挑もうとしている「好きなものを書いて褒められる世界」はないんだなと割り切る思いが強くなりました。


3月8日より、小説家になろうにて、人気ジャンルの異世界恋愛で、小説を毎日更新しています。数字の伸びは低空飛行気味。
そろそろ終盤に差し掛かり、完結ブーストに期待して日々PV数や評価ポイントと睨めっこしています。

本書を読んだところ、
『1話でコケたら、それ以降で挽回するのは難しいでしょう』
と書いており落胆しました。
『1話で数字がダメだったら、未完のまま次の新作を投稿し続け、書籍化した作家もいる』と著者が語るくらい、最初からダメだとずっとダメ。と書いてあり、がっかりしてしまったのは事実です。

(まぁ、そんなこんな言いつつ、物語の山場に差し掛かり、日々PV数は更新しています。個人的には希望を持ちたいところです)

せっかく書いた作品の連載を止めるつもりはないですし、最後まで投稿し続けますが、

なんて厳しい世界なんだ。
投稿サイトとは……

と、感じざるを得ません。
そんなのわかっていたはずなのですが、なろうから商業作家になった著者の言葉なので、重くのしかかってきます。

そして、作品に求められるのはクオリティではなく執筆量。
埋もれないように量重視で、数打ちゃあたる世界。

大量に作品が溢れているため、読者に「考えさせる時間」を割かないようにする。
そのために、中身がわかる長文タイトルや期待を裏切らないテンプレ展開、ご都合主義、読者に読む労力をかけさせない凝らない文章が多いとも語っていました。

そこも、わかっていたのでやっぱりという感想です。
それをわかっていながら、私はわたしの書きたいものを書いて撃沈していました。

書きたかったのだからしょうがないし、書いて幸せだったから、今回はそれでいいんですが、

本当に人気ジャンルの二番煎じ的なテンプレ展開がウケるのか、気になるところです。
ちょっと気持ちに余裕があるうちに、人気ジャンルのランキング作品を勉強して、似たようなものを課題作として書いてみようかな。なんて思いました。

「読者に何がウケたのか?」要素分解をして、その真髄を勉強するんです。ランキング入りしている作品の骨組みを理解したい。そのウケる真髄、型を学びたいんです。
理解した骨組みに肉付けをすれば、同じジャンルのオリジナル作品が作れるし、既存の枠組みに新しい要素を足せば、人気の型を踏襲した新基軸の作品になります。

そして、本当にウケるのか実験してみたい。

まずは異世界転生あたりからやってみようかな。
知り合いにその手のジャンルの漫画を読み漁っている人がいるので、「異世界転生にあなたは何を求める?」と質問して、外してはいけない要素を知ろう。


以上、素直に思ったことを書いてみました。
多少言葉が乱暴だったかもしれませんね。

以前、需要と書きたいもののバランスについて考察した記事を書いていたので、参考までに載せておきます。


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