Pixel art 古事記 〜天孫降臨〜
目次
天孫降臨
邇邇芸命❤️木花咲耶姫命
天孫降臨
天照大神は息子のアメノオシホミミ神を葦原中国を任せると命じた。
アメノオシホミミ神は葦原中国へ向かう準びをしていると、ちょうど赤ちゃんが生まれ、天照大神の孫:邇邇芸(ニニギ)と名付けました。どうせなら私が行くよりこの子を行かせましょう!この新しい生命に新しい世界を作ってもらいましょう!と提案し承諾した天照大神は邇邇芸を天より降ろした。
こうして邇邇芸命は、仁紫(ツクシ)の日向(ヒムカ)の高千穂(タカチホ)の久士布流多気(クジフルタケ)に天より降り立った。
天孫降臨の際、只者ではない顔の天宇受賣命(アメノウズメ)が邇邇芸命のお供をした。高天原と地上を照らす怪しげな人物を見つけた。その人物は猿田毘古(サルタビコ)と名乗り、邇邇芸様がいらっしゃるのでお迎えに上がりましたと伝え猿田毘古の道案内により地上に降り立った。
これが天宇受賣命と猿田毘古の出会いであった。
後に、猿田毘古は天宇受賣命を妻にした。猿田毘古の力を得てさらに只者じゃない女性になった。天宇受賣命は邇邇芸命より猿女君(サルメノキミ)と名前をもらい祭事に関わる巫女の一族となっている。
邇邇芸命❤️木花咲耶姫命
成長した邇邇芸は笠沙の岬で美しい乙女に会った。名前は木花咲耶姫(コノハナノサクヤヒメ)と言った。すぐに結婚を申し込み、父は大喜びで娘の結婚を認めた。邇邇芸は山のような結納品を用意し、すぐに嫁入りをすると。木花咲耶姫と一緒に姉の石長比売(イワナガヒメ)も嫁にやってきた。父が言うには石長比売と結婚すれば岩のように永遠の命を手に入れられる。木花咲耶姫命と結婚すれば花のように栄えるが命に限りが出来てしまう。なので両方嫁にやる。これで邇邇芸様は永遠に繁栄されるでしょう。との事だが、邇邇芸は石長比売の岩の様にとても醜く容姿を受け入れられず家に返してしまった。その為、天皇の命は永遠ではなくなったと言われている。
それからしばらくして木花咲耶姫は身ごもった。しかし邇邇芸は自分の子供かどうか信じられなかった。そんなに疑われるなら、一掃のこと家に火を放った。そしてこの子があなたの子であるなら無事生まれてくるでしょうと言い残し火の中へ入っていった。産室の中から鍵をかけて出産した。
木花咲耶姫は火の産室での3人赤ちゃんを産んだ。
木花咲耶姫は火中で出産するという強さをもつ女神として有名になり、 そのような状況でも無事に出産したことから安産の神、また火の神として、富士山に祀られている。
つづく