火星の逆行

火星が逆行を始める時のチャートを見てみると
火星と冥王星が150度。

ここから読めるのは
「魂の成長が停滞している事柄を理解する事が、自分を成長させる糸口になる」です。

冥王星は魂の意図を持っていますが
大抵「意図」っていうのは「うまくいかなかった」「失敗した」「挫折した」という思いの裏に隠れているもの。
だからこそ、冥王星が示す事柄は「魂の成長の停滞」ともなるわけです。

その冥王星と火星の逆行が150度。
そう簡単にスムーズに「ここがうまくいかなかったね～」と分かる配置ではありませんが、受け入れたくないけど受け入れるべきことを、意図して受け入れることで道が拓ける配置です。

何を受け入れるべきか？？
冥王星、火星のディスポジターを追うと冥王星にたどり着きます。
なので対極にある蟹座に関する事を受け入れる必要がある訳です。

蟹座のルーラーは月で５Hの山羊にいます。
ここから分かることは
「社会が良くなるために自分にしか出来ないことをする勇気」だと思います。
自分にしか出来ないは過去に周囲から批判されたり、拒絶された経験があることが大半です。
「そんなの意味ないよ」「よく分からない」なんて言われた経験があるけど
「でも、そんな事無いと思うんだけどなぁ」と思っている事
それこそが自分がやるべきことであり、自信をもって行動に起こすこと。

でも、月は一番底辺にいる蠍座のSNとも60度を取っているので
自分が持つ一番つらい傷が「そんな挑戦したらまた傷つくよ！」と自分に言うでしょう。
でも、反対に逆行した天王星が「もう古い考えなんてどうでもいい！！自分がどうしたいかでしょ！？」とアドバイスしています。

あの人がこう言った
この人にああ言われた
誰にも興味持たれない
だから止めるっていう古い生き方はもう終わりにして
「でも、やってみよう」と行動を起こすための「準備」に取り掛かりましょう。
※　火星逆行中は新しい行動を起こすタイミングじゃないので

火星逆行のタイミングで海王星とスクエアをとっています（タイトになっていきます）
徹底して自分の魂の経験値を社会のために生かす方法を模索するタイミングだと思います。

そうすることで冥王星も癒され、月も癒され、自分自身が癒され
魂と共鳴しやすくなると思います。