端境期(はざかいき)の台所事情
”端境期(はざかいき)”って聞いたことありますか❓
季節の変わり目などで、収穫物が減る時期のことを言います。
うちの畑はいま、春夏野菜から秋冬野菜へ移行する端境期。収穫できる作物が少なくて、食べられる野菜があんまりない😢
野菜が少ない生活は、ちょっと辛いので、仕方なくスーパーで野菜を買うしかないんだけれど、スーパーのお野菜はしなしなで元気がなくて、お金を出してそんな野菜を買う気がしなくて、、、💦
結局、もやしと豆苗とキノコを買うしかないとか、、、
普段、畑のお野菜を食べている私は、スーパーの野菜を買う気が起こらない、、、今日は、そんな端境期でも、何とかうちの台所に畑の収穫物を絶やさないようにしよう❗️というお話です。
上の写真で、白いトンネルが設けてある畝はすべて秋冬野菜。その間にひと畝だけ、もう少し収穫を粘れる春夏野菜を残してあるので、今はその収穫で食い繫いでます。
もうひとつの畑もこんな感じ↓
奥でふさふさしているところが、まだ収穫が終わっていない夏野菜☺️ 手前が新たに起こした秋冬野菜の畝です。
狭い畑なので、春夏野菜が終わったらさっさと耕して、同じ畝に秋冬野菜を作付けしていかなきゃいけない。
でも、春夏/秋冬野菜と一口に言っても、その栽培時期は、作物それぞれで多少のずれがある。そこで夫は、なるべく遅めの春夏野菜をひとつの畝にまとめ、その後には遅めの秋冬野菜を植えるという感じで、計画的に作付けしているそうです。
そうやって、秋まで採れ続ける「春夏」野菜をなるべくギリギリまで残します。今、粘ってくれてる野菜たちは
オクラ、モロヘイヤ、クウシンサイ、ショウガ、ニラ、シカクマメ、そして晩生のエダマメ
ショウガ以外は、まもなく終了予定です。
この晩生エダマメは「肴豆(さかなまめ)」と言って、新潟県長岡の伝統野菜で味が濃くてめちゃくちゃうまーいよ。特別にタネを通販で購入してます🎶
この時期の楽しみな逸品💖
ちなみに、春に植えて、いまだ収穫に至らないのんびり屋さんもいまーす
サツマイモ、サトイモ、ラッカセイなど
収穫はもう1ヶ月ほど先かな
端境期の台所を潤す、もう1つの方法。野菜作りをしている人ならではの、この時期の美味しい野菜がありまーす。
それは、間引き菜でーす💖
秋冬野菜を間引きして、取れた抜き菜🥬
写真はハクサイ。柔らかくて、美味しい。
ハクサイ、キャベツ、ダイコン、カブ、チンゲンサイなど、アブラナ科の間引き菜サイコー❗️
夫は、これを目当てに、あえて多めに種をまいてくれているらしい(前回のブログ参照)
採れたての晩生エダマメとキャベツの間引き菜の入った、ジェノベーゼ♫が今日のランチです
ちなみに畑の方は、キャベツとハクサイの間引きを終えて、ようやく1本立てとなりました。
端境期の収穫物、最後はなんと、サツマイモの茎😲❗️
今日のサツマイモ
地中のイモの収穫はもうちょっと先だけど、地上はこのとおり葉や茎でうっそうとしておりまーす
収穫の時に、このモシャモシャを撤去しちゃうので、今から少しづつ刈り取って、茎を食べてまーす。食べられるんだよねえ〜
横に広がってる主茎と葉っぱの間の茎だけを収穫
本当はさらに茎の皮を剥いて食べるらしいけど、我が家は新鮮なうちに、皮を剥かずに食べちゃう
戦時中には、食糧難で「イモのつるまでとって食べてた」という話。どこかで聞いたことないかな❓
これのことだね。
繊維質でシャキシャキと歯応えがよく、お通じにも良さそうだし、クセがなくてまずまず美味しいよ。
我が家の端境期には、ありがたーい逸品。
スーパーのお野菜よりは、断然美味い💖
ちなみに、サツマイモの大量の茎を全部食べるのはさすがに無理なので、以前ブログで紹介したペーパーカッターで、不要の茎葉を切り刻んで、地中に埋めてます。
おまけ🌈先日種いもを植えた秋ジャガくんたち❤️可愛い芽が出てきたよ〜
わーい😆元気に育ってね❗️