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こんにちはこんばんは。
今月のノート書かずして2024年8月を終われないので。
今回は真善美について考えてみます。

真善美とは

真善美(しんぜんび)」という言葉があります。
辞書的には、

「真」とは、嘘偽りのないまことのこと。
「善」とは、道徳的に正しいこと。
「美」とは、美しいさまのこと。

これら三つは、人間が理想とすべき基本的な価値概念であり、行動規範だとされています。
つまり、「真善美」というものを体現することが
人間の理想的なあり方である、と言うわけです。

私はこの言葉に出会ったのはお姉ちゃんから教わったからなのですが、そのお姉ちゃんはお姉ちゃんの大事な人から教わって、その人はまた、ユニクロ創業者の柳井正氏から、この「真善美」の実践を学んだそう。

以下柳井氏の言葉、

「私の生き方のモットーは、正しいことをする、行動しながら修正していくということです。毎日の生活では、「真善美」を実践するように最善を尽くしています。
英語では「Truth」「Goodness」「Beauty」と訳される。それらの価値観を持ち続けることで、人生を信頼できる方法で生きていくことができると信じています」
(柳井正:ユニクロ創業者)


「真善美」の三つの価値が見事に体現されている状態というのは、確かに、無駄がなく、淀みがなく、力みもなく、自然にものごとが流れていく様子がイメージされる気がします。
それだけ自然の理にかなっているということなのでしょうか。

真善美が大切な意味

なぜこの価値観、考え方が大切なのか。
私的には今の時代だからこそこの考え方がより必要になるのではないかと解釈しました。
柳井氏の言葉にもあった、【人生を信頼できる方法で生きていくことができると信じる。】
そこに全てが詰まっている気がするんです。

今の時代、このご時世、この先どうなっていくのか想像することができません。当たり前と思ったことが次々と変化していく時代です。
災害や環境問題なども言うまでもないですが、いわゆる常識と言われるものも覆されていくでしょう。

だからこそ、気をつけていないと時代に流され、自分を見失ってしまう恐れがあります。

私がオーストラリアに来てからもそうでした。
日本で通じる当たり前が当たり前ではないんです。
それはそうで文化も言語と違うからそうなのだけれど、
その環境のなかで自分はどうありたいのか。
どう生きているのが自分らしく、自分の真善美であるのか。それをものすごく考えました。

そんな時代の中、環境の中で、自分を見失わずに立ち続けるためには、何か拠り所となる内的な価値観を持つことが必要となることは誰しもが想像できるでしょう。

その「真善美」が人々の内的な拠り所として必要だから
この考え方が大切なのだなと思います。

だからこそ人は何かに縋ったり、宗教というものを生み出したのではないかなぁと素人ながらに思ったりもします。
自分の真善美を持って生きることが自分への信頼になるし、結果として、【人生を信頼できる方法で生きていくことができる。】のかなと。

自分の人生だからこそ、1番自分が信頼した方法で生きれたら幸せです。
そんな真善美を限りなく近くに持った人が家族にいてくれて、
すり合わせたい。わかりたい。知りたいと思わせてくれる人と出会えたことがほんとに幸せだな。

人を欺かず、誠実にしなやかに生きていたい。

今日もありがとう
感謝

未奈実

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