230405_物質に力はない
ハリボテに力はないのと同じように物質には力がないと思っています。
ただしハリボテであるものが実在するものと思い込んでいる人にとってはハリボテはハリボテ以上の力を発揮するのと同じように、物質は力は持つであろうと思っています。
だから現実世界は抗うことができないものであり、それにコントロールされると思っているなら、そうなるだろうと思っています。
ではハリボテである物質に力を与えているのは誰なのか?それは自分以外にいないことになります。
物質と言うのは宇宙の最果てみたいに当たる部分で。時折、物質は最先端の部分という表現を見ますが、これはファッションの流行などで見る最先端とは違った意味で捉える必要があります。意味としては端っこという意味で見る必要があります。
人間はこの最果ての物質に意識の焦点を合わせているときというのは反対側にある非物質領域の知覚を遮断します。これは人間の肉体が常に前しか見ていないことと同じようなものだと思っています。人間は後ろを見ることができないようになっていますよね、目では。勿論、振り返って後ろと呼ばれる方向を見ることは出来ますが、その方向を見た瞬間、その見た方向は前になるので、肉眼では常に前だけを見ていることになります。
んでその普段、シャットアウトしている非物質方向にあるものが押し出されて物質という形態をまとっているのであれば、やはり非物質側に意識を向けることでハリボテである現象世界、物質をコントロールできることになると思います。
物質世界というのはこれ以上ない制限された世界で極小の世界であるので、そこにずっと意識を向けて自動化された反応を繰り返している限り、さらに縮こまったものになると思います。
そういうのが嫌な人はやはり非物質方向にある世界に意識を向けそっち側の知覚を取り戻していくことが大事ですね。非物質方向に知覚を使っているときは、現実世界側の知覚はOFFになるのでその状態だと現実世界の時間と空間に力を与えないことになります。両方を同時に使うことは恐らくできないと思います。
エゴの肥大化して行き詰ってどうしようもなくなっている世界となってしまった今の暗黒世界を変えていくには、そこに力を与えないことが必須となってきますし、それは誰もが出来ることだと思います。
クリスタル・フラーレン
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