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231005_今この瞬間自分がどんな顔をしているかわからない

人間ってのは本当に不思議です。

まずそもそも人間という漢字に間という漢字が入っているのは何故か?という話がありますが、ネットで検索しても恐らく載っている情報が全部、推測っぽいので自分の中でも未だに謎となっています。

街を歩けば複数、人を見かけますし会社にいけばそこにも人がいます。そしてそこにいる人が全員、自分が今この瞬間自分がどんな顔をしているかわからないという極めて不可解な状態があります。
他人と喋っていても他人の顔を見て話すことが出来ますが、自分が自分の顔を見て話すことが出来ないから自分が話しているとき自分がどんな顔をしているのか不明で。
自分が今どんな顔しているのか?目の前にいる他人の顔などで推測するしかない状態です。

そして、今この瞬間自分がどんな顔をしているかわからないから逐次、【自分の顔が変ではないか?】を妙に氣にします。
そして鏡などを見て安堵します。
でも鏡を見た後は再び今この瞬間自分がどんな顔をしているかわからない状態です。また数時間経つと【私の顔が変になっていないか?】確認したくなるのです。

【自分の顔が変ではないか?】

これは誰にとって?
そう・・・他人です。他人のために【自分の顔が変ではないか?】を氣にしているのです。
他人のために・・・?

【自分の顔が変ではないか?】ってのはまさに自分がない状況ですね。全部他人のために氣にしてますから。

普段、喋ったり、歩いたりしているとき、自分の顔の一部だけが視界に映りますがこれは通常、鼻です。
何故、鼻だけ視界に映るように人間はなっているのか?
これについては諸説ありますが・・・
この鼻だけ視界に映るようにしているから安定して現実世界を見ることが出来るのであろうというのがあります。

どんな偉そうな人間であっても今この瞬間自分がどんな顔をしているかわからない・・・
芸能人とかグラビアアイドルとかモデルとかニュースでよく載っている人物も、【カワイイ!】【美人!】【男前!】とか無数の他人に評価されても今この瞬間自分がどんな顔をしているかわからない・・・
【あれ?俺、もしくは私って今どんな顔してる?】
幻想の空間にいる自分の顔がよくわからない自分と他人の顔がよく見えている自分、そして同じような状況の他人が出会う場面を謎の次元から下にある双眼鏡を使ってるみたいに覗き見ています。
誰が?
それは謎の私でしょう。
(画像は拝借しました)

謎の私が現実世界の私と他人を覗き見る4次元道具、双眼鏡

人間ってのは自分の情報がほとんどないノッペラな感じの存在なんだけど。他人のことはよく知っているというまあ不思議な状態が現在進行形であるわけです。

ヒビキアマカム


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