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老人には家を貸さないと老人は雇わないは同じ理由から

貸した部屋の中で死なれるとやっかい。
死後何週間も発見されないと、たとえ自然死でも事故物件扱いになり、次の借り手を探すのが困難になり、家賃も相当下げないといけない羽目になる。

老人を雇いとがらない企業も似たような理由。
雇用している最中に死なれたら、業務に支障がでることはもちろんだが、葬式に出なければならない。

会社として高齢者を雇いたがらない理由は、死なれたら葬式ぐらいは出なければならないけど、面倒くさいという理由が大きいと思う。

若者を雇った場合、結婚した時は、結婚式にも出なければならないが、これからも会社に貢献してくれる人材への投資と考えれば、若者を雇用することは会社にとってやはりプラス要因。

高齢者を雇って、葬式に参列して香典を差し出すのとは全然違う。

つまり、ある程度の年齢まで、会社だと多分50歳ぐらいまでは雇ってくれる会社は見つかる、借家だと70歳ぐらいまではなんとか住めるところを確保できる。

でもそれ以上の年齢になると、仕事も見つからない、住む所も見つからないという状況が待ち受けている。

そうならない内に、自分の家を持つ、自分で商売をする或いは老後の生活に十分なお金を貯めておく必要がある。

十分な準備ができない内に年取ってしまった人には国が支援の手を差し伸べるべきかと思う。

だって、若い時に働いて国に貢献してきたわけだし、年金も払ってきたのだから最低限の文化的生活とやらを送らせてもらっても贅沢ではないはず。


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