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【きほん】豪快に塊肉を焼いてみよう!

こんにちは。
37CAMPというキャンプギアを作っているメーカーのスタッフです。

今回は37CAMPの原点ともいえる商品【BBQスキュワーキット】を使って塊肉を豪快に焼く方法をご紹介したいと思います!
この【BBQスキュワーキット】を使えば、だれでも簡単に塊肉を焼くことができるので、ぜひチャレンジしてみてください。
グループキャンプやファミリーでのキャンプはもちろん、ソロキャンプでじっくり自分時間に焼くのもいいですよね。


準備するもの

  • 塊肉(ブロック肉)

  • BBQスキュワーキット・ファイヤーラックハンギング

  • 焚き火もしくは炭火

  • 食品用の温度計(※重要!です!)

  • ステンレス製の針金(自重で裂けてきたときに使用します)

※焼き上がりまでの目安時間は2~3時間です。使用する焚き火台や風などの天候状況、肉の大きさにより異なります。

※焚き火周りのキャンプギアは全体的に大変熱くなります。やけどに気を付けて取り扱いの際は必ず耐熱性の手袋を着用してお取扱いください。

肉の準備

一番のオススメは豚肩ロース!ほったらかしでジューシーに焼けます

早速肉の準備をしましょう!
業務用スーパーだと大きめのブロック肉が手に入りやすいです。
東京近郊にお住まいの方なら、肉のハナマサがオススメ!
37CAMPでキャンプギアの検証キャンプに行くときには必ずハナマサで肉を買っていました。
今は長野県に拠点を移したので、なかなかハナマサに行けないのですが、イオンは割と大き目のブロック肉が多いような気がします。

買うお肉は、豚肉・牛肉・丸鶏、なんでも大丈夫!
ただ、丸鶏は脚がキュンっと曲がっていて、この内側は焼けにくくてうまく焼けないことが多いので、慣れてきてからのほうがいいかも。

大きさの目安は大体2KGぐらいがオススメです。
キャンプに一緒にいくメンバーの数にもよると思うのですが、焼きやすいのが2KGくらいです。
BBQスキュワーキットのお肉を刺すスキュワーの長さを鑑み、40センチ以内の長さのお肉にしておきましょう。大きすぎてもあとから切れるので多少は大丈夫!

肉の下準備

まず初めての方にオススメなのは、ハーブソルトとオリーブオイルのマリネ!

余裕があれば下準備はなるべく前日に済ませましょう。
サイズが大きすぎたりする場合はこの時にカットしましょう。
下準備はBBQソースなどでマリネしてラップやポリ袋に入れて保存しておくと当日楽です。

この下準備時の下味をつけるのにも、お好みが出るので、慣れてきたらいろんなバージョンを試してみてください。

例えば、オーソドックスなのは、ハーブソルトで下味をつけた後、オリーブオイルを塗ってマリネするのが好みが分かれないオーソドックスな感じ。
その他にも、しょうゆを少しとごま油を混ぜたものを塗ってマリネしたタイプはほんのりしょうゆ味が乗って、優しいチャーシューみたいな雰囲気になります。

※ソース類は後から塗ってもあまり問題はありません。

焼く前の準備(当日)

なるべく中心を平行に通るように頑張って刺しましょう!

下準備をした肉にスキュワーを刺します。
ここでは肉の中心を通るように刺しましょう。そして自分の手を刺してしまわないように気を付けてくださいね!
時間があれば焼く1時間からクーラーボックスから出して、常温に近づけておきましょう。なんなら、キャンプ場についたら、出しておく感じで。
そして、同じタイミングで火を起こしておきます。たき火でも炭火でもお好みのほうで大丈夫。

焼はじめ

スキュワーに刺した肉はアームにのせるだけ!

肉をアームにセットして焼き始めます。

焚き火の場合は火の大きさが結構重要。

焚き火の場合は、15センチくらいの炎が、当たるか当たらないかぐらいの高さに肉の高さを調整するようにしてみてください。
あまりに大きい火で焼いてしまうと、焼けるのは早くていいのですが、ジューシーさが飛んでしまってカタいカスカスな焼き上がりになってしまうので火の大きさは注意が必要です。

いい感じに焼目がついたら、穴を一個回すみたいな感じ。

スキュワーにハンドルがありますが常に回しながら焼く必要ははありません(もちろん飽きるまでモンハンみたいに回してもOK!絶対すぐに飽きますよ笑)
5-15分毎ぐらいに一度、穴をひとつづつ動かしながらまんべんなく焼いてください。
肉が重い場合はシャフトを固定穴からスライドさせるときにアームごと動くことがありますので、片方の手でアームを抑えて固定穴からロックを外してください。

こんな感じで肉の温度をはかります。なるベく中心の温度が測れるように刺しましょう

焼き上がりの目標は肉によって異なりますが、中心温度が豚肉の場合は約63度で30分。牛肉の場合は約63度になればOK。これを目標に時間をかけて焼いていきます。
牛肉は中の温度が63度になるまで待っていると、これまた結構カタいカスカスになってしまうので、表面が焼けてきたら、焼けたところだけ切り落として食べながら焼く、シュラスコスタイルがジューシーで美味しく焼けます。

途中経過

焼ながら漬け込んでいたソースやBBQソースなどを塗り重ねると表面がいい感じに焦げたりして美味しそうになります。

肉が大きいと焼き進めるにしたがって、裂けてくることがあります

大きいお肉を焼いているとたまにあるのですが、自重で肉が裂けてくることがあります。そんな時は、ステンレス製の針金で形を整えて巻きつけてください。

30分に1回は温度をはかって管理をしましょう。


こんな大きな肉は焼けるのに結構時間がかかります。この時は4時間くらい。

このぐらいの温度になってくると、余分な脂分が落ち始めてそれにより火力が弱くなることがありますので、小まめに火の管理を行いましょう。完成までもう少しです。

焼き上がり

焚き火のあたらないところに肉を移動して肉を休ませよう

目標の温度に達したら火から肉を離して、15分ほど休ませます。
焼き上がりの温度は豚肉の場合は63度で30分ほど経過すれば問題ないでしょう。

その後、ミートシャフトを揺すりながら抜きます。

そして好きさ大きさに切り分けます。普通に焼くよりも時間をかけて焼くので驚くほどジューシーで柔らかくなっています。

塊肉を焼くだけで、キャンプが盛り上がるので、ぜひ塊肉焼いてみてください!その際は、ぜひ37CAMPのBBQスキュワーキットを使ってみてくださいね。

チート技を使う

風が強いときや寒いときにはチート技を使おう

風が強いときや寒いときは、なかなか焚き火の火が定まらなかったり、焚き火の熱が逃げたりして肉が暖まりにくいもの。
そんなときは、肉の上からミートアームごと、アルミ箔で覆ってしまうのがオススメです。
といっても、日常で使ってるアルミホイルだと薄くてすぐ風で飛んでしまうので、キッチン用品コーナーあたりで販売されている使い捨てのアルミの油跳ねガードがオススメです。100円ショップでも販売されているので、使わなさそうな日でも念のため買って持って行っておくと便利です。


BBQスキュワーキットとは

BBQスキュワーキットは、こんな感じで簡単に塊肉が焼けるキットです。
ただ、スキュワーとアームのみのセットなので、スキュワーとアームをたき火上にセットするために、「ファイヤーラックハンギング」もしくは、「メインシャフト」と「アンカーシャフト」が必要です。

ファイヤーラックハンギングなら…

アームが3つ付属しているたき火調理用のアイアンツールです。
ただ、塊肉を焼くためだけに買うのはちょっとお高いですよね。
たき火料理をよくするキャンパーさんにはオススメです。
たき火料理やるぞ!というかたはぜひ一緒にチェックしてみてください。

ちなみに地面に打ち込んで使うタイプと、地面に打ち込まなくてもスタンドで自立するタイプ2種類あります。
ご自身のキャンプスタイルに合わせて選ぶとよいですよ!

BBQスキュワーを使うためだけなら…

BBQスキュワーキットを使うためだけなら、地面に刺すアイテムさえあれば使えますよ。
メインの棒(メインシャフト)と地面に刺すアンカー(アンカーシャフト)をそろえれば、最安値で揃えられます。



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