1日3分読むだけで一生語れる モンスター図鑑
こんにちは。メディア事業部のIです。
河童とか座敷童とか、妖怪の話が好きな方にこの『1日3分読むだけで一生語れる モンスター図鑑』をオススメします。
本書では、100種類以上のモンスターを紹介しています。
この本を読んでいくと、RPGゲームに出てきたキャラクターのお話を読むことができます。
モンスターの知識を習得しよう
たとえばあの「スライム」。
この名前を命名したのは、ジョセフ・P・ブレナンというホラー作家が『ウィアード・テールズ』誌1953年3月号に掲載した「すらいむ」という話からとのこと。そして、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』やその解説本『モンスター・マニュアル』で「スライム」という名前と姿形を定着させたのだとか。
その姿は、オリーブ色で不定形の植物型モンスターで、湿った森や沼に棲み、小さいものから巨大なものまで様々なサイズと強さがあるという。
今ではほとんどのRPGのザコキャラとしてスライムは登場しますよね。ドラクエのスライムは可愛いですが、元々の姿はなかなか気持ち悪そうです…。
妖怪の画像を見てみよう
日本のモンスターともいえる妖怪(フェアリーという人もいます)。妖怪の定義は実は難しいのですが、怪異現象を起こす存在で、逆になんだかよくわからない怪異現象を〇〇のせいだと説明するために作られた存在とも言われています。
そんな日本の妖怪たちの画像をまとめたデータベースが公開されています。
国際日本文化研究センターの「怪異・妖怪画像データベース」です。
トップページが開いたら、左下の「データベース検索ページ」をクリック。全文検索のほか、「特徴から探す」「名前から探す」方法があります。
たとえば「山姥」。皆さんが想像するのは鬼婆の姿のはず…。しかし、画像検索するときれいな女性の姿が…。
実は山姥は金太郎のお母さんとも言われています。怖い山姥とは別人ですよね。
「河童」を調べてみても面白いですよ。マスコット化して可愛い河童に見慣れている方からすれば、気持ち悪いかも…。本書に掲載の「姑獲鳥(うぶめ)」とか「猫又(ねこまた)」もデータベースで探してみましょう。化け猫の踊っている画像は結構かわいいです(笑)。
さらに興味ある方は「怪異・妖怪伝承データベース」「俗信データベース」が公開されていますので調べてみてください。
『1日3分読むだけで一生語れる モンスター図鑑』
内容:誰もが知っている定番キャラから、各地でひっそりと言い伝えられる妖怪まで、世界中の「神話」「伝承」「創作」から102体のモンスターを集めて図鑑にしました! 雑魚級からラスボス級までの6段階に分けて、十人十色のモンスターを誕生の経緯から外見、能力の変遷や進化、弱点など笑いあり恐怖ありのエピソードを交えて紹介! すべての冒険を終えたころには、あなたも立派な英雄に!?