【人間関係のお悩み】人にあやまれず、関係がギクシャクしてしまいます。
簡単なことのように見えて、「あやまる」という行為はなかなか難しいもの。多くの人が「ごめんなさいと言えなかった」と後悔した経験があるのではないでしょうか。人に気持ちよくあやまれたらどんなにラクでしょう……。
本記事では『本当は「ごめん」って言いたかった』(内田裕士)から、自分も相手もラクになる「あやまる」の方法を書籍から一部抜粋してご紹介します。
「あやまれる」ということは、それだけ相手の立場や気持ちを考える力をあなた自身が持っている、ということ。「あやまれない」と感じたとき、どうしたらいいか説明します。
あやまることができる自分をもっと認めてあげよう
この本では、「あやまる」ということを「自分を否定することではなく、相手を怒らせたり悲しませたことをお詫びする行為である」と、お伝えしています。
そう考えることができるようになったとき、「自分が悪い」「自分はダメだ」という思いは、以前より湧かなくなってきます。もうあやまる自分を否定する必要はありません。
あなたはあやまった数だけ相手を思いやることができたのです。そんな自分を思いきり認めてあげてください。
あやまることで好循環が生まれる
ここが理解できると、これから先、あなたがなんらかのトラブルに巻き込まれたとき、ますます先にあやまりたくなります。
そして先にあやまればあやまるほど、そうできた自分に対して、自己肯定感が上がります。
当然あなたと接してる人たちも、あなたに先にあやまってもらえるおかげで、気持ちがスッキリしますし、そんなふうに素直にあやまることができるあなたを羨ましく思います。
つまり、「ごめん」の一言だけで、とんでもない好循環が、あなたを起点にうまれるわけです。
このように「あやまる」ことの本質を理解すると、相手に対して「あやまる」抵抗がなくなります。そして、相手とギクシャクした関係にならなくてすみます。
本書には、あやまる習慣について、さまざまなメリットを提示しており、「あやまるコツ」がたっぷり書かれています。ぜひ読んでみてください。
書籍『本当は「ごめん」って言いたかった』(内田裕士)
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