接続詞クイズ vol.2 ~『伝わる文章がすぐ書ける接続詞のコツ』より~
【問題】
次のうち、一つだけ解釈の異なる文があります。それはどれでしょうか。
【答え】
答え:①
解説:「もしくは」「または」は、3000円か6000円かの二者択一を示しています。「ないし」には「もしくは」「または」と同様の意味もありますが、おもに数量・位置などの限界・範囲を述べて、その間を省略する意を表す接続詞です。この場合は3000〜6000円の幅を示し、その中間の値段を省略しているのです。「目的地には3日ないし5日かかる」も同様の用法です。『伝わる文章がすぐ書ける接続詞のコツ』(p163、p153をご覧ください)。
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『伝わる文章がすぐ書ける接続詞のコツ』前田安正著
★文章を書くのが苦手な人必見!
★辞書代わりに手元に置いておくと便利な1冊!
メールやSNSの投稿、資料作成など、文章を書く際に「相手に意図が伝わっていない」「読み返すと、なんとなくおかしい…」と思ったことはありませんか?
それは文と文をつなぐ「接続詞」がうまく使えていないことが原因かもしれません。接続詞の使い方がおかしいと、違和感が生まれて読み手の負担が大きくなり、何を伝えたいのかがわかりにくくなります。
普段は無意識に使っている接続詞を改めて知ることで、読みやすい文章は書けるようになります!
本書では、第2章、第3章で50音順に接続詞を解説しています。使い分けに困ったときにも、すぐ調べられる便利な1冊です。
【目次】
第1章 接続詞が与える印象の重要性
第2章 接続詞の種類(あ行~さ行)
第3章 接続詞の種類(た行~わ行)
第4章 「起承転結」をつなぐ接続詞1
第5章 「起承転結」をつなぐ接続詞2