第5回 静芳メンバーシップコンテスト 2作品目
「紫陽花の挿し木ば咲かせちゃる」
前回のコンテストの時にトマト栽培について書きましたが、そのトマトを埋めたのと同じくらいの時期に紫陽花の挿し木にも初挑戦していまして、当初10本以上で挿し木を始めたものの次々と枯れていき、秋口にはたった1本しか残らず、それも年末には落葉して全滅したかなと思ってたら、年明けに新たに葉っぱが出てきたので、「これだけは絶対開花させてみせるぞ!」という意気込みのまま地元福岡の方言丸出しでこの作品を書きました。
※「紫陽花の挿し木を咲かせてやる」という意味です
この紫陽花は昨年の母の日に妹が母にプレゼントしたもので、一定期間鉢植えの状態で観賞した後にそのまま花壇に植え替えて育てようと思っていたのですが、紫陽花は挿し木ができるということを知り、欲張りな私は「挿し木にすればいっぱい増やせるじゃん」と挑戦してみました。
しかし、その目論見や紫陽花の挿し木は簡単に育つという世間の声とは裏腹に寒い季節へと移りゆくとともに次々と枯れていき、結局残ったのは1本のみというまさしく寒々しい状態に。
でも少しずつ暖かな足音が近づいてきているのを感じる今日この頃。
芽吹きの季節です。
最後の1本は再び若葉を伸ばし始めました。
根腐れしないよう水やりはほどほどに、肥料焼けしないよう肥料は適量で、でも愛情はたっぷり注いで、萌ゆる春に「挿し木の花を咲かせましょう!」と心燃ゆる花咲かオヤジなのでありました。
ちなみに使用インクはPILOTの色彩雫の「紫陽花」
この作品を書くためだけに購入しました。