【雑感メモ】ものを大切にしたい
仕事が忙しくなり投稿できずにいましたが、またコンスタントに投稿再開したい…!
今日はまた、私の理想の社会について、少し書いてみようと思います。
持続可能な暮らし、サスティナブルな暮らしを実現することが、プロフィールにもあるとおり、"私の理想の社会"の一つの構成要素なのです。
「持続可能な暮らし」を実現する手段は、いーっぱいあると思うんですけど、たとえば、
-環境に負荷をかけない先進的技術を取り入れた生活スタイルを選ぶ
-無駄な消費をせず、一つのものを長く大切に使う
などがありますよね。
このうち、今日は、「一つのものを長く大切に使う」について、ちょっと考えてることを書きます…!
「ものを大切に使う」って、簡単な言葉だし、意味はわかる気がするし、「うん。大事なことだよね」って言える気がするけど、じゃあ具体的に、どうすればものを大切に使えるの?って思うんです。「なるべく長く使う」とか、「まだ使えるうちに捨てない」とか、そういうことの積み重ねが、ものを大切に使うってことなのかな〜と思うんですけど。実際にそう心がけて暮らしている方々も、きっとたくさんいらっしゃいますよね。
私は幼い頃は、流行のものを追いかけてないとダメな気がして、好きかどうかもよく分からないものを持って結局あまり使わないうちにお家のどこかに追いやったり、捨てちゃったり…。
子どもってそんなものだと思う部分もありつつ、
この先、ものが身の回りに溢れた今の日本で、どうやって「ものを大切にしよう」って思う気持ちを育てればよいんだろう?ということを考えてました。
もちろん、世界には貧しく生きるのに必要なものも買えない人がたくさんいるよとか、私たちが何気なく捨てるゴミや食べ物のせいで地球の環境が汚されていくよとか、私自身そういうことを聞いて育ってきました。
でも、どうしても自分の問題と結びつけられなかった。知らないどこか遠くの世界で起こってるかもしれないこととしてしか考えられなくて、最初のうちは気をつけようと思っても、世界のそういう状況が「ものを大切に使おう」と思う動機にならなかったんです。
なんで、大切にしようと思えないんだろう…理屈は分かってるのに。大切にしなきゃっていう知識はあるのに、と。
そして気づいたのが、
「あ、自分にとっていちばんの動機になる"感情"に訴えられてないからだ」
ということ。
ものが当たり前なようにありすぎて、それが当たり前にあるために、どんな人たちがどんな丁寧なプロの仕事をしてくださって、どんな苦労があって、目の前に当たり前にものがあるのか、想像できなくなってるんだな、ということに気付きました。
自分の力がおよばないところに、たくさんのリスペクトすべき働きや思いが込められている。
そう知ったら、ものを大切にしないっていうのは、その努力や思いをないがしろにしていることだな、と思うようになりました。
便利な今の時代、そういう、いろんな人の努力や思いに気づきにくいなと思います。
もちろん、お金を払えば簡単な操作一つで、誰でもアクセスできる。そのような素晴らしい進歩を不要だと言っているわけではありません。むしろそういう進歩を生み出している人たちの積み上げてきた技術や努力も、ちゃんと知りたい。
進歩の過程で見えなくなり、リスペクトの思いをただきにくくなったからこそ、ちゃんと見えないところでされてる努力のことを知るようにしたい。
それを知ることによって、もっともっと「ものを大切にしよう」とか、「ものがあることに感謝しよう」とか、「周りの人をリスペクトしよう」と、自然に思えるようになるのではないかな?と思います。
そして、そういう思いを持つことが自然にできるような練習の機会を、どうやって広くつくっていこうかな、、、と考えています。