【新学期を無事に駆け抜けた保育士さん!】そろそろ疲れが溜まってきていませんか?
こんにちは。
保育園の園長をしているSanaminaです。
保育士さんたち!!
というか、保育園で働いているすべてのみなさん!!
新学期がスタートして早2ヶ月が過ぎました。
怒涛でしたよね??
一息つくヒマなんかなく、トイレに行く時間さえも自由ではなく、ノンストップな毎日を過ごしていることと思います。
保育士さんだけでなく、調理さん、看護師さん、保育補助の先生たち、みんながいるからこそ成り立つのが保育園。
このブログを読んでくださっている読者の皆様はこの2ヶ月を無事に駆け抜けたのではないでしょうか。
とはいえ、まだまだ今年度は始まったばかりです。
これからが本番というところですよね。
ノンストップで駆け抜けていると、疲れを感じることも忘れてしまいがちです。
私もそのうちの1人なのかもしれません。
疲れ知らずなので…笑
私の勤務する保育園も
先生たちみーーーーーんな毎日全力で頑張ってくれています!!
本当は毎日大変なんです。
でも、いつも笑顔。
いつも優しい口調。
いつも心良い返事。
でも、その頑張りがいつプツッと切れるのかわからない怖さも私にはあります。
そうならないようにするのが、私の役目なんですよね…きっと。
いつも園を支えてくれている先生たちを褒めたり、感謝したりなど私なんかがするのはおこがましいのですが、伝えるようにいつも心がけています。
かといって、何でもかんでもではないし、注意したり指摘したりすることもたくさんあります。
私の園で頑張ってくれている先生達の「疲れ」の症状とはこんな感じです。
声枯れ
幼児クラス担任に多いです。
幼児には言葉で伝えます。
でも、新しい環境や流れに慣れていない進級したての子ども達は一度の言葉だけでは理解できなかったり行動できなかったり、お話を聞けなかったり…なのです。
なので、集団に向けて伝えようとすると声も大きくなるし、何回も繰り返すことも多いのです。
週末には決まって声が枯れている先生。
週明けには少しマシになっていますが、完治しないまままた1週間が始まるので、週末には先週よりも酷くなっていたりすることも。
声の出し方、喉の使い方、喉の弱さなどその人の体質にもよるのか、全く声が枯れない先生ももちろんいます。
風邪からの声枯れではなく、これはまさに喉の疲れですね。
保育士あるあると言えばあるあるです!
休みの日に微熱
これは、新人保育士さんの症状です。
この前1on1面談をした時に、休みの日になると微熱が出て月曜日には熱は下がって出勤出来ているということを話してくれました。
その子は、通勤のために引越しをしたりなど環境が大きく変わったり、保育園という初めての職場で働いていることもあり、そりゃ疲れは溜まるだろうなという感じです。
めちゃくちゃ頑張ってくれているし、楽しんでくれているし、これからの成長に期待できるような先生なので、大事に育てていきたいです。
仕事に関しては慣れていくしかないので、適度なアドバイスやコミュニケーションを取りながらその子にとっての達成感がどんな時に感じるのかを探しているところです!
で、こんな時に私が気をつけていることが
大事にしすぎて、過度に心配しすぎないようにしています。
「大丈夫?」「無理しないでね?」「これは負担になるからやめておこう」などそんな言葉がけや対応をしすぎないようにしています。
だって「大丈夫?」って聞いてもきっと「大丈夫です」って答えますもん。
「大丈夫です」って答えながら「本当は大丈夫じゃない…」という矛盾を感じると辛くなりますよね…。
だって今、頑張っているのだから!!
横から余計なことを過保護にごちゃごちゃ言いません。笑
その頑張りを見守ります。
その変わり、「出来ていることや出来るようになったこと」「あの時子どもにどんな対応をすればわからなさそうだったな」などはしっかりと伝えますし、フォローをします。
しているつもりです…。
休みの日の微熱は新人さんあるある症状です。
毎日が激動なので体力と気力が慣れるまで、あと少しです!
ふとした時の無表情
毎日フル稼働で突っ走っているので、ふと振り返りぎわとか物を取る時とか、ようするに子どもの方を向いていない一瞬の時の先生達の表情。
結構無表情です。笑
でも子どもの方を向けば笑顔に早変わり!
そりゃ、無表情にもなります!
それは疲れというのか、瞬時のonとoffの切り替わりなのかわかりませんが、ちょっと気になってしまうのは私だけなのでしょう。笑
だって先生達は保育に必死で他の先生の後ろの表情なんて見ていませんもん。
子ども達だって自分たちの方を見ていない時の顔だから見ていないですし。
私だけが見えている表情なのかもしれませんね。
この現象は一年中あるのですが、いつも見ている私からしてみれば、その表情の中でも本当の疲れが出ている表情が何となくわかります。
それに気づいた時は、さりげなく声をかけるようにしています。
「大丈夫?」「疲れてるよね?」という心配ではなく
その先生のクラスの子ども達の成長を一緒に喜んだり、おもしろエピソードで笑い合ったり、たわいもない会話を持ちかけています。
それがその先生にとって良い影響になっているのかと言われれば不明ですが、「私に出来ること」「私がその先生にしたいこと」「私がその先生の立場だったらこんなふうにしてもらえたら嬉しい」というのを考えると、やれることはこれぐらいです。
番外編:適応障害
頑張りすぎる人、真面目な人、完璧主義な人、責任感が強い人、理想が高い人、自分に自信がないけどプライドが高い人、人に助けを求められない人、柔軟に対応することが難しい人。
これらが重なって
気づいたら「出勤したいのになぜか吐き気がする。頭痛がする。高熱が出る」などの症状が現れて休み始めます。
本人は「原因がわからない」ということもよくあるのですが、周りから見ると明らかに原因はわかるようなことが多いです。
ここ最近「適応障害」という言葉はよく聞きます。
適応障害と診断され、薬でも症状が治らないのであれば、ゆっくり長期で休むことが1番だと思います。
もし、今ギリギリの人がいたらここで伝えたいことがあります。
自分が何でも出来ると思わないでいいし、何でも出来るなんてそもそも思われていないということ。
そして、周りに感謝を忘れないでほしいということ。
たくさん頼って良いんです!
頼まれたからには「完璧にしなくっちゃ!」でもないんです。
心に余白を空けといてくださいね。
最後に
「仕事が1番」でも「プライベート重視」でも何でも良いんです。
私は、仕事もプライベートの時間もどちらもみんなに楽しんでもらいたいと思っています。
先生達が有休を使って好きなアーティストのライブに行ったり、ディズニーに行ったり、実家に帰省したり、、そんな楽しみな話を聞くと私は嬉しくなります。
「美味しいものを食べる」も良いですよね!
「飲み会をして仕事の愚痴を言いまくる」も悪くありません!
6月はちょっと一息入れてみましょう♪
今回のお話はこれでおしまいです。
また次のお話でお会いしましょう!
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