栄養素とはたらき
まず、食べ物に含まれる栄養素は三大栄養素とそれ以外の2種類の栄養素を合わせて五大栄養素と呼ばれます。三大栄養素とはたんぱく質・脂質・炭水化物(糖質)を指します 。これにビタミン・ミネラルを足して五大栄養素となります。
栄養素のはたらきは主に3つに分けられ、「エネルギー源となる」「からだをつくる」「からだの調子を整える」があります。
3大栄養素はからだの「エネルギー源」となり、それらの栄養素を含む食品はエネルギーを持ちます。
人が健康な状態を維持していくためには、これらの栄養素が日々過不足なく摂取できていることが重要です。
各栄養素の働き
5大栄養素がからだに取り込まれた後のはたらき、代表的な食品などは以下の項目をご覧ください。
以上の栄養素は様々な食品から摂ることで、体内で相互に補完し合いながら働くものもあります。
厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2020年版)」(以下、「食事摂取基準」と表記)では、<健康の保持・増進、生活習慣病の予防>を目的として5大栄養素をさらに35項目に分け、摂取基準を示しています。
したがって、栄養バランスの良い食事を日頃から実践することで、健康を損なうリスクを減らせたり、特定の病気にかかりにくい状態が維持しやすくなっていきます。
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