役作りの時に密かにやっていること

画像1 ツアー後半期出発。数少ないブログ登録者の皆さんに…今日は私の凄く…コアな部分をお見せします…笑
画像2 私がわらび座の役者になってからずっと書いているのが「役小説」です。台本をいただき、役と向き合う中で見たり調べたこと、思いついたことを記録ではなく記憶として留めるためにしている作業になります。
画像3 今回の部分は『北斎マンガ』のお栄の役小説。本編の台詞などは著作権に触れると思うので、本番の台詞のやり取りのない部分を抜粋しましたが、ネタバレなど気になる方は見ない方がいいかもしれません。あくまで私の感じたことなので、正解ではありません。あしからず。
画像4 この役小説を作っているのは稽古が始まる前です。(書き加えているのは稽古期間中かな)
画像5 感情を辿るために作っているものなので年代や歴史、時代背景などは大雑把なものです。気になる方はごめんなさい。
画像6 この役小説は稽古が始まると基本なかったことにして、稽古場に集中します。演出家さんのノートで「このシーンを深めて」などと言った時に見返して、書いた時と実際役を演じてみて気づいたことなどの差を埋めたり、書き換えたりしています。
画像7 台詞覚えが遅いの、こんなに時間費やして書いてていいのかよと自分でも思いますが(今回は40ページ分、二万字くらい?)人間は何度も演じていると新鮮な気持ちを忘れてしまう生き物。台本を初めて読んだ時の沸き立ちや感動もこの小説の中には書いてあるので、私にとって演じる上での大切なお守りです。

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