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Audio Active / Weed Specialist
90年代の日本の音楽シーンにおいて、クラブミュージックとロックをつなげる役割で大きな功績を残したアーティストとしてAudio Activeの名を忘れてはならない。初期作からOn-U soundのAdrian Sherwoodのプロデュースを受け、フィードバックやメタリックなノイズの中を漂うダブミュージックは、日本国内のオルタナバンドからも支持され、フリクションやAir(車谷の方ね)、Mad Capsule Market、Surfcoasters、さらには砂原良徳まで様々なアーティストのリミックスを手掛けている。本作は1997年のアルバムApollo Chocoに収録のダブブレイクビーツ。イントロのけだるいコーラスからギアを上げるようにブレイクが入り、ベースラインとSEに導かれて、海外のダンスアクトとそん色のないブレイクビーツナンバーになっていく。素晴らしい。
収録
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