Take Rodriguez And His Exotic Archestra / Bump 'N' Grind (Remix)
Take rodriguez And His Exotic Archestraは、2000年前後の東京アンダーグラウンドテクノの鬼才中里丈人のソロ(?)ユニット。無数の名義を使い分けながら、自身の丈ディスクやSonic Plateから作品をリリースしており、その音楽性もテクノ、ダブ、エクスペリメンタルなどジャンルを一貫性を持ちながら、縦横無尽に蹴散らしていた。このTake Rodriguez名義では、ラテンブレイクビーツを披露しており、そのサウンドはsenor coconutsをより破壊的にしたようでアンダーグラウンドな悪い音。その音のキッチュさが海外の目にも留まり、Patrick Pulsingerの主催するCheap Recordsからも12インチがリリースされたり、小西康陽が自身が監修するbeatmania The Sound Of Tokyoにも曲を提供するなど、中里のプロジェクトの中では最もメジャーな活動となった。このBump & Grindはマンボのブレイク音を延々とサンプリングしまくったド派手なラテンブレイクビーツ。ラテンミュージックの持つ猥雑さをマッシブに見せるのが非常に面白い。本当にすばらしい。
収録
アマゾンとか通販は無かった