Instant Cafe Records / Sweet Da Ba Da
Instant Cafe Recordsは、一見、レーベル名のようだが倉光延行によるユニット。2000年前後に、当時、流行しつつあったジャズを基調としたカジュアルな打ち込みポップスをいくつもリリースしていた。初期は関西のOrange Recordsから、その後は自身のレーベルからいくつかリリースしているほか、野宮真貴やSunaga T Experienceとのコラボなどもしている。変わりどころではリカちゃんとのコラボ曲をリリースなんてのもあった。本作は初期の7インチで、ダバダバのスキャットとユニゾンするチェンバロのメロディが印象的なジャジィなクラブポップ。男性のナレーションとか電話の通知音のSEとか、色々と全体的にあの時代の音楽、悪意のある言い方をすれば、マガジンハウスを読んでる男の子や女の子が聞いていた音楽という感じ。
収録