はじめて骨折した日と松葉づえをゲットした日:怪我人初心者日記 その1
人生ではじめて骨折をした
高校時代はラグビーをやっていて、鉄のスパイクで体重100キロの猛者に指先を踏まれたこともあったけど、骨折をしたことはなかった。肉は思い切りえぐれたけど。
大学時代はアーチェリー部だったので、まあ骨折をするようなことはなかった。同期には肩を脱臼したりするやつはいたが、幸い自分はかからず。まあ、高校の終わりくらいから長年腰痛持ちで、今も月に1,2回整骨院にかかっているものの、基本的にはケガはしないかんじ。
それが、週末の土曜の夜に自宅で足の指先がドアに激突。翌日になっても、全く痛みがひかないので、幸い日曜に休日診療をやっている整形外科が近所にあり、受診してみたら、あっさりと「左足薬指が骨折してますね」と。
その日は足を包帯と短い添え木でぐるぐるにされて帰宅。翌日も受診するようにと。
人生ではじめて松葉づえをゲットした
翌日月曜に会社に連絡して、午前半休をいただく。上司から「ええっ、大丈夫ですか?」と心配され、まあ、大したことないですよと余裕ぶっこく。
再度、受診して改めてレントゲン。やっぱり、「骨折してますね。添え木での固定は必要ないですが、中指と薬指をくっつけておきましょう」と包帯でぐるぐる。幸い、サンダルは履きやすくなった。
医者から「足をできるだけつかって欲しくないので、松葉づえにしてください」Pardon?
「松葉づえ使ったことないですよねえ? じゃあ、使い方レクチャーしますんで、リハビリ室にいってください」と言われ、そのまま看護師に車いすでゴロゴロとリハビリ室へ。
リハビリ室の若いリハビリ士の男性が、まるでラーメン屋の割りばしのように無造作に何十本と箱に突き刺さっている松葉づえから、2本を持ってきて、じゃあ、これ使って見ましょうと。10分ほど使ってみて、階段も上り下りしてみて、あ、まあ、行けるかなと思ったところで、大丈夫そうですねと。で、諸注意
「エレベーターか、階段かを使ってください。エスカレーターは転ぶ危険性が高すぎるのでできれば辞めた方がいいです」Pardon??
そして松葉づえを渡されて、その場で杖をついて、精算ファイルを持って会計をすませて、晴れて松葉づえデビュー。といいつつ、自転車で帰宅(んな、松葉づえになるなんて誰も想像してないがな)