結婚がゴールではないことは知っているけれど。

私は、31歳独身。
彼氏も4年ほどおらず本当に
"恋愛ってどうするんだっけ？"と
ドラマの台詞みたいな事を思ってる。

凝り固まっている恋愛観や理想論を
友人に解いてもらったりと
自分なりの努力はしているつもり。

もはや現代では出会いの主流となっているような
アプリを開いて色んな人のプロフィールを
拝見させていただいて"いいね👍"したりもする。
マッチングして、わぁーい！と喜んでいたら
メッセージが来なくて、なんで？と考えたり、
いざ、食事に誘われると明確な理由なく
なんとなくめんどくさくなる。（最低）
バイト行ったら楽しいけど、
バイト行くまでが面倒くさいというあの
学生の頃の感覚に似ている気がする。笑

初めましてから仲良くなるまでの
カロリー消費が激しくて疲れちゃう。
・・・という考え方が私の婚活が先に進まない原因。
結婚相談所も検討してみたけど
やはり高額の料金を払って出会うとなると
仮に成約して交際することになっても
私たちお金を払って出会ったんだよねぇ。と
きっとふと考えてしまうに違いない。
私にとって結果に至るまでの
手段の取捨選択をどのようにしたのかはとても重要。
自分のことを自分が1番わかっているから
こその結論である。

そんな中、
最近結婚をして同居する家を探している途中に
離婚したという友人の話を聞いた。
詳しいことは記せないが
婚姻届を役所に提出して
予定していた結婚式を延期・キャンセル。
一緒に住むこともなく
離婚届を役所に提出した。

生活を共にせず、書面上だけの結婚。
そして戸籍に残る過去に結婚していた履歴。
紙1枚でなんだか色んなことが複雑になる。
彼女にとって絶対的な味方で
側にいたいと強く思った。

早くに結婚して子どもを産んで
ささっと離婚して逞しくシングルマザー。
子どもにはオーガニックを徹底している
完璧主義で頑張っているママ。
国際結婚して文化の違いで悩んでいる夫婦。
・・・私の周りにいる知人だけでも
こんな風に色んな形の人生を歩んでいる。
だからもっと予想できないような
色んな人の色んな形の人生があるのだと思う。

そう考えると結婚は本当にゴールではないと思う。
私は元々結婚にそこまでの憧れは強くないが
将来的には1度は経験してみたいと思っている。
でもこの1人で気楽な人生も最高に良い。
稼いだお金は自分の好きなことと
自分の未来に投資したり、貯金したり。
時間も自分のペースで計画的に。
友人と食事してお酒を飲んで笑って泣いて。
今、とても充実している。

それでもふとした時に
パートナーが欲しいと思う瞬間があるのは
完全に人間の“ないものねだり“だ。
本当に贅沢な悩みだと思う。
でもなんだか人間くさい感じが
心の赴くままに生きれている証の気もする。

今年の夏こそ！クリスマスまでに！という
淡い期待は持たずに
自分の行きたい場所、心地良いタイミングで
出会いがあることを信じて過ごします。