#毎週VALIS感想 - 018 ◆ 変異体
実はMYUさんの声めちゃくちゃ大好きなんですよね!!!!
作詞作編曲平田義久さんによる、MYUさんとVALISの魅力がたっぷり詰まったカッコいい曲。「変異体」と書いて「ミュータント」と読むと思ってました。普通にへんいたいでした。でもこのミュータントには「MYU」も掛けられているのは容易に想像できる。また、中央の波線のようなものも、よく見ると「MM」に見える。MYUの「M」だろうか。
渇愛論がジャジーで大人な雰囲気の楽曲だったのに対し、こちらはクールな魅力を前面に押し出したアップビートな曲だ。メンバーの歌い方もMYUさんのように大人なものになっている。なんといってもサビ前の低音からの耳に残るメロディーが素敵だし、二番の前のハイトーンも印象的だ。どちらもできるMYUさんすげえ、となる。
歌詞の内容はわかりやすく、且つMYUさんの魅力がストレートに表現されている。これは渇愛論のような少し一歩引いたような立場では無く、正面から向かってくる強さを感じる。概要欄の「ようやく見出した此の姿」がやはり象徴的。
MVではタイポグラフィが非常にカッコよいのが印象的だ。文字が歪んでいたり、分割されていたり、表示が統一されていなかったり、バラバラなのがクールに演出されている。テキストとしては「変異体」であり、ここでも「この変異体の姿をカッコよく見せる」を表現しているのがすごいと思う。
背景やフレームなどの装飾が飯店の中華テイストなのも、変異体と謳いながらも「ホーム」が基調なのがMYUさんらしい「愛」に溢れている様子が、ベースとしてブレていないのも良い。
あとイラストが美しカッコ良すぎる。最高。寝ているVITTEさんもかわいい。
とにかく、良い。好きだ(語彙力)