#毎週VALIS感想 - 016 ◆ 焦燥アンドロイド

作詞作曲ポリスピカデリーさん。どこか切なげなメロディーと歌い方がクセになる、流石な楽曲。

アルバム曲収録のためMVが存在しない。そしてぼくはアルバムを持っていないので正確な歌詞がわからない。が、この曲がめちゃくちゃ好きだ。2ndアルバムはVALIS第二章として、深脊界に辿り着いたあとの6人がテーマだ。

正確な歌詞がわからないのでいつものように細かい解釈などは一旦置いておくとして(おそらくポリピさんのことなので果てしなくエモが詰まった歌詞になっているに違いない)、音自体に着目して書いていこうと思う。

心地よいビートとサウンドから始まるこの曲。2ndアルバム「流転ファンタジア」では1stのときのような甘めな歌い方が減り、ストレートにクールな歌い方が増えたRARAさんの歌い出しで始まり、VITTEさんとNINAさんの奥行きのある歌が続き、頭に残るメインフレーズ。

CHINOさんのスッと耳に入ってくる歌声にはアンニュイな印象を抱き、NEFFYさんの囁くような歌声、そして低めのキーのMYUさんが続く。二番のここは正直最高でめちゃくちゃ好きだ。

ノリが良くリピートしてしまうくらいには聞いていてとても心地よいのに、歌詞や歌い方が切なくてそれがまた良さとして味が出てじわじわと心に広がっていく。

週末の夜の帰り道の街なかなど、なんとなく、そんなイメージがある。いつか歌詞をちゃんと読む機会があったら再度解釈をしてみたい。



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