OZの魔法使い 前日譚
今回は見送ろうと思ってました。行けそうな日が一週間前に健康診断を控えてる日しかなくて、前回みたくまたコロナ貰って帰ったらややこしいなーとか、今月出資嵩んでるしなーなどとギリギリまで迷ってたのですが、Voyantroupeさんの公演はマーメイドブーツと偏執狂シリーズで観て凄く面白いのは知ってたし、何と言っても春名風花さんの主演だし、我慢できなくて思い切って一週間前にチケット取ってしまいました。
以下感想です。明日が千秋楽なので極力ネタバレ避けますが念の為鬼改行。
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オズの魔法使い、昔「シェイプアップ乱」という漫画で主人公達が仮装大会でコスプレしてたなーとかそういや「カメレオン」て漫画で主人公率いる暴走族のチーム名がOZだったなーくらいの認識しかなく、原作は全く読んだことなくて、事前にウィキペディアでストーリーを軽く調べた程度で観劇に挑みました。
幕が開いて、ストーリーが進み出すと「ん?派閥争い的な?そういや13年前の設定か。ちゃんとついていけるかな…」とちょっと心配になったけど、それぞれのキャラが立っていて、どんどん物語に引き込まれていって「あ、何なら全く予備知識なくても大丈夫だったかも」とまでなりました。
登場人物に完全な悪人も完全な善人も居ない、とにかく皆もの凄く人間臭いというか。
八方塞がりな状態でもがき苦しむ登場人物たちに感情移入して気づいたら涙が溢れてました。
グリンダ役の春名風花さん、普段は可愛らしい声で穏やかにお話しされる方なのに、舞台ではドスの効いた通る声でど迫力の演技。グリンダの張り裂けるような心の痛みがこちらにまで伝わってきて苦しかったです。
サ室でアイドルの横でパビコチューチューしてた小さな可愛い女の子が十数年後にこんな素晴らしい役者さんになるなんて当時の私に教えてもきっとピンと来ないだろうな。
原作も近いうちに読んでみたいと思います。図書館にあるかな。なかったら電子書籍買おう。
面会で春名さんにお会いすると笑顔で「ありがとうございますー」と迎えて下さいました。もう緊張して何話したかあんまり覚えてないのですが(多分大したことは話してない)「指ハート出来るようになりました」と伝え忘れてたのと手に取った除菌ジェルが固まってたのを強引に伸ばしたら手がちょっとベトついたので握手の時不快にさせたかもと不安になったのだけは覚えてます…。
翌日始発の新幹線で帰って午後からフツーに仕事したのですが元気をいっぱいもらって帰ったので全く疲れが出ませんでした。気分爽快。
あ、差し入れのチョコレートSNSに写真上がってて嬉しかったです。
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