告白した結果
昨夜、妻に現状を報告した。予想した最悪の事態は起こらず、冷静に自分の現状とやれることを話してくれる。今の私の状況について、責めることも一切なかった。ただ、今後どうするつもりか、だけを話した。色々と言いたいこともあるだろうが、我慢している感じもする。だが、目いっぱい我慢している、というよりは、仕方ないな、というあきらめに気持ちの方が強いかもしれない。
とにかく、嫌な気持ちをすることなく、現状について告白することができた。あとは、この借金がらみに状況をどうするか、だ。
今朝、実家の母親に話をした。かなり叱られるかと思ったが、全くそういう事もなく、すぐに金の援助をしてくれることを申し出られた。正直拍子抜けしてしまった。
一体自分は何を悩んでいたのだろう。いや、悩んだからこそ、それが伝わってこういう結果になったのかもしれない。何とかなる、とか、親として助けてくれるのは当然、と思っていたのならば、こういう展開にはならなかったかもしれない。人の気持ちと言うのは伝わるものだ。いい加減ではない、真剣に考えている、ということが伝わったのだと思う。
そして、思う。自分はどれだけ人に頼って生きているのだろう、と。人は一人では生きていかれない、などということは良く分かっているつもりだ。だが、実際自分が窮地に立たされた時、助けてくれる人が身近にいるということはなんとも有難い話である。
今はとにかく、この状況を抜け出し、ビジネスを軌道に乗せ、世話になった人たちにお返しをしなければならない。全く、ふがいない自分にもあきれるし、先延ばしをしてきた自分にも嫌気がさすし、この年になってこの体たらく何とかしなければならない。